トリエチルアミン塩酸塩MSDS:5 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・16.その他の情報
 用途(当該製品規格に限定されない一般的用途)
 :有機合成原料、合成中間体、医薬・医薬中間体、はんだフラックスなど 
 参考文献 :
     化学物質管理促進法PRTR・MSDS対象物質全データ 化学工業日報社
     労働安全衛生法MSDS対象物質全データ      化学工業日報社(2007)
     化学物質の危険・有害便覧      中央労働災害防止協会編
     化学大辞典                  共同出版
     安衛法化学物質                化学工業日報社
     産業中毒便覧(増補版)             医歯薬出版
     化学物質安全性データブック          オーム社
     公害と毒・危険物(総論編、無機編、有機編)   三共出版
     化学物質の危険・有害性便覧     労働省安全衛生部監修
Registry of Toxic Effects of Chemical Substances NIOSH CD-ROM
 GHS分類結果データベース  nite (独立行政法人 製品評価技術基盤機構) HP
GHSモデルMSDS情報 中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター HP    
 水生環境急性有害性  : 水生中では、下記のトリエチルアミンと同様の挙動が予想されるので、環境へ大量に放出されると、急性有害性が疑われる。
 水生環境慢性有害性  : 本製品はトリエチルアミンの水溶性塩であるため、水への溶解性はよく、トリエチルアミンと同様に、分解性もよいと推測される。
また、トリエチルアミン同様に、急速分解性はないと考えられるため、長期的影響では、水生生物に有害のおそれがある。
参考【トリエチルアミン〔CAS No.121-44-8〕のデータ】
 水生環境急性有害性  : 藻類(セレナストラム)の72時間ErC50=8mg/L(環境省生態影響試験、1999)から、区分2とした。


水生生物に毒性(区分2)
 水生環境慢性有害性  : 急性毒性が区分2、生物蓄積性が低いものの(BCF<4.9(既存化学物質安全性点検データ))、急速分解性がない(BODによる分解度:28%(既存化学物質安全性点検データ))ことから、区分2とした。


13.廃棄上の注意
 残余廃棄物: 廃棄においては、関連法規ならびに地方自治体の基準に従うこと。
  都道府県知事などの許可を受けた産業廃棄物処理業者、もしくは地方公共団体がその処理を行っている場合にはそこに委託して処理する。
(参考)燃焼法
可燃性溶剤に混合し、アフターバーナ及びスクラバ付き焼却炉で焼却する。
汚染容器及び包装 : 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規ならびに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。

空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。


14.輸送上の注意
 国内規制(適用法令)
  陸上規制     : 非該当
  海上規制     : 非該当
  航空規制     : 非該当
 国連番号      : 非該当
国連分類      : 非該当
 品  名      : 非該当
 海洋汚染物質    : 非該当
 特別の安全対策 : 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。
食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
重量物を上積みしない。
15.適用法令
 労働安全衛生法  : 非該当
毒物及び劇物取締法: 非該当
消防法 : 非該当
 化学物質管理促進法(PRTR法) : 非該当
船舶安全法 : 非該当
航空法 : 非該当