5月15日(日) 朝日新聞「原因校舎 全面補修へ あすから授業」記事掲載。
5月16日(月) 管理職EとPTA役員との話し合いに立会い(私19時から21時)。
授業再開。県教育委員会が記者発表を明日か明後日に行うとの情報が高校に入る(実際にはなにも行われなかった)。
5月17日(火) 読売新聞「保土ヶ谷高校授業を再開」記事掲載。
5月18日(水) 第2回健康調査。
神奈川新聞「汚染拡大の原因未解明」記事掲載。衆院決算行政監視委員会で公明党古屋範子議員の質問に対し、中山文部科学相が「保土ヶ谷高校のシックハウス症候群とみられる健康被害について、学校のシックハウス対策の基準や指針を都道府県教育委員会に通知しているが、しっかりしていなかった」と答弁。
芸術棟、西棟5階に空気清浄機を設置する。合計10台。
美術準備室に教材を取りに行くと、猛烈な臭気があった。清浄機は全く役に立っていなかった。
5月19日(木) 問診票による健康調査(全校生徒対象)。
神奈川新聞「基準や指針徹底せず 衆院決算行政監視委員会での議論」、読売新聞「シックハウス対策強化」と記事掲載。
5月20日(金) 保土ヶ谷高校を松沢知事視察。
生徒から悲痛な訴えを聴いたが、芸術科の職員からは知事自ら事情を聞こうとしなかった。
6月1日(水) 19時から「第一回保護者対策委員会」が開催された。
委員長、副委員長、書記を決定。
PTA総会の9項目の要望書についての報告。
PTA会長の報告。委員会の進め方について協議。生徒の健康回復と保護。
学校の安全化・原因究明についての要望等を取りまとめ、窓口になることを決定。
◎県保健体育課が「健康調査票」を卒業生に郵送した。
質問紙による健康調査を行い、必要と認められた者に対しては、個別の措置を検討する。
6月2日(木) 5月26日実施の臨時健康診断によって26名が要精密検査と診断され、相模原病院にて診察を受けることになった。
6月7日より数名ずつ行う。6月20日の第2回県検討委員会の議事録に、「1名化学物質過敏状態の診断が出ている」との報告あり。
6月3日(金) 英語科準備室、LL教室のVOC検査実施。校内対策員会(応接室) 15時から17時(教育財務課3名、本校対策委員4名、設計事務所2名、合計9名) 議事内容:財務課=対策工事は音楽室、書道室、部活倉庫の3教室のみ行う。
私=「「音楽準備室は新たな天井を設けて、ダクト工事をする」と県対策委員長は、5月14日の第2回保護者説明会で確約した」。
財務課=「部長(県対策委員長)から聞いていない。確認する」。
私=「汚染されたコンクリートの隣接部のフレック検査をし、有機溶剤の放散を確認してほしい。
コア抜きした9本の検体はどこで検査するのか」。
財務課=「3本がダイヤ分析センター、6本が日本品質保証機構で行う。
3教室以外の工事が行われると、2学期に間に合わない」。
私=「改修工事に関し事前に保護者説明会をし、改修工事内容を確認してほしい。単一VOC濃度が指針値を下回っているから安全だというのは問題だ。汚染物質が多数である」