“香り系柔軟剤”ブーム過熱! 自分でブレンドする時代に!?(4/5)
2013年07月01日
「香水より香り付き柔軟剤」、ブームは若い男性にも広がる
香り系柔軟剤の人気は主婦層だけでなく、若い男性層にも広がっている。2013年春にP&Gが行ったウェブ調査によると、「自分で香り付き柔軟剤もしくは香り付け洗濯製品を使用もしくは購入している」20~39歳の男性は全体のほぼ6割を占めていることが分かった。
また同調査では「香水より香り付き柔軟剤を好む」男性が多く、若い男性が香水代わりに香り付き柔軟剤を愛用している側面も浮かび上がっている。
香水感覚で柔軟剤を使いたいというニーズは主婦層にも強い。
ライオンの調査によると、「自分の衣類の香りを近くにいる人にも感じてほしい」と考えている主婦は2年前と比較して11%も増えている。
そこでライオンでは2012年9月から、着用中の香りをより広がりやすくする独自の香料技術「モーションアロマ」を新たに採用した柔軟剤「香りとデオドラントのソフラン アロマリッチ」を発売。
2013年3月に4つ目の香り「アニー」を追加し、売り上げを前年比150%(2013年1~3月)に伸ばしている。
香りの広がりに加え、「長さ」にこだわる主婦も多い。
そのためP&Gの「レノアハピネス」には2012年9月から、香りが1日中変化し続け、夜まで続くマジックビーズ2種が配合されている。
しかしなんと、柔軟剤の香りが1日どころか、6日間も残るという機能性インナーが登場した。
セブン&アイ・ホールディングスが2013年3月22日から発売している「ボディクーラー」だ。