QEESIのジレンマ | 化学物質過敏症 runのブログ

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シックハウス症候群、化学物質過敏症の診断にQEESIは不可欠です。


不可欠な理由として


1:ほとんどが自分しか分からない自覚症状である


2:原因物質を探る為の大事な資料である


この2つが大きな理由と言えますね。


しかし最近「今のQEESIではもう時代遅れではないか?」と考えています。


何故そう思うかと言うとQEESIの設問1はホルムアルデヒド主体であるからですね。


シックハウス症候群の主犯がホルムアルデヒドとしてF4スター規格が作られたのですがシックハウス症候群は減っていないのです。


今最も怖いと思われる化学物質は「イソシアネート」ですね。


結局のところF4スターは別の化学物質を使っただけの話でしてシックハウス症候群を無くす決定打にはならなかったんです。


私が勝手に呼んでいる「新型シックハウス症候群、新型化学物質過敏症」というのがありましてF4スターで規制された6物質に反応しない患者が増えているそうです(石川 哲先生談)


それともう1つ、シックハウス症候群、化学物質過敏症と安易に診断する医者が増えたとも言えます。


認知されてきたのは好ましい事ですが恐らく誤診も多いと思います。


その為にもQEESIは新しくした方が良いと考えています。


今は「かくた版QEESI」が一番じゃないしょうかね。