・化学物質過敏症と闘う岩手のランナーけいのブログ
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岩手県議会(商工文教委員会)のシックスクールの質疑
テーマ:シックスクール(ハウス)
2013-03-12 13:55:13
斉藤信岩手県議のHPからシックスクールに関わるところの抜粋です。
http://www4.ocn.ne.jp/~jcp-shin/
2013年3月5日 商工文教委員会
・シックスクール問題について
【斉藤委員】
奥州市が、あの事件を契機に原因究明にも取り組んで、市独自のシックスクールマニュアルをつくったと。(run補足:斎藤議員は事件と言い切っている)
奥州市のシックスクールマニュアルは、TVOC検査を義務付けている。
県教委はこれに注目し、奥州市のマニュアルを紹介しながら各市町村でも作ろうとしているが、残念ながら各市町村でこれに続くところが出ていないのではないか。
そして市町村任せにせず、県のマニュアルも奥州市のレベルに引き上げて、大規模改造工事・改築などのときに、やはり工事できちんとTVOC検査をすると。
そして子どもの安全を守るとしなかったら、一戸町でまた起きてしまったようなことになるのではないか。
【学校施設課長】
工事の引き渡しにあたっては、VOCの検査をするとなっているが、TVOCまでやるとなっているのは奥州市だけとなっている。
そういったような趣旨を各市町村に周知する観点からも、毎年度通知等を行っているところだが、なかなかマニュアルの策定あるいはTVOCの検査まで至っていないという現状である。
県としてどのようにするかというところはあるが、以前にもお答えしたが、TVOCをやるということもある意味効果的な部分もあるし、VOCをやって基準値以下であっても、夏場の気温上昇により化学物質が放散するということもあるので、そういった点について十分注意していただきたいということ、そういった総合的な対応の中でまずは市町村に働きかけていきたい。
【斉藤委員】
残念ながら一戸町でもシックスクールが発生した。
この点については、県教委も入って、町教委・父兄と三者の話し合いがかなり継続的に行われ、生徒の復帰問題を協議しているが、これはどうなっているか。
やはり県のシックスクールマニュアルを変えるべきである。
奥州市で一戸町で発生して、三度絶対に繰り返してはならない。
発生した事態を踏まえて、子どもの安全を学校でこそ守らなくてはいけない。
このマニュアルは県教委が先頭になってやっていただきたい。
【学校施設課長】
12月定例会の常任委員会以降の対応だが、1月25日に、保護者・町教委・学校・県の関係部署ということで県北教育事務所の担当の方にも入っていただいた。
そういった中で、生徒の学校復帰というのをまず具体的に取り組んでいこうということで、その点について検討を重ねアドバイスを県としても行った。
2月8日には、保護者と町教委・学校・県教委ということで、発症生徒の主治医を訪問し、医学的な観点から生徒の学校復帰ということについて指導を受けた。
【教育長】
いずれにしても、子どもたちの健康・安全をどう守るのかという観点から、我々として何ができるかということを検討させていただきたい。
runより:斎藤議員・・・やりましたね(o゚c_゚o)ニャリ
事件だとして問い相手は事故だと言っていませんね。
という事は学校施設課長、教育長共に「事件で人災だった」と認めたようなもんだ。
不適切な発言だったとしたら野次が飛ぶなりしていただろう。
しかし粛々と進行していますね。
ええ、県議会では胆沢第一小学校シックスクールは事件だ!
問題は奥州市教委である、彼らは独立した団体なのだろうか?
県教委の口添えを根回しして介入させたのに無視した結果がこれだよ。
とにかく・・・だ、こんなに長引くとは思わなかったのだろう。
終わる訳が無い!4人は化学物質過敏症になったが治ったという報告は無い!
しかも逃げ場の無い学校へ強制労働(学生は職業です)させているではないか?
また市教委に問い合わせする必要がありそうですね。
今回は無視では済ませませんよ( ̄へ  ̄ 凸