(佐藤委員長) 教育長。
(藤井教育長) 私どももこういった化学物質過敏症、シックハウス、生徒の安全、それから健康第一ということで取り組みをしていきたいと。
厚生労働省の示しておりますこの基準値でございますけれども、この基準値は一生涯、その化学物質について、指針値以下の濃度、これを曝露したとしても、健康への有害な影響は受けないと、こういったような判断のもとに、多くの知見、それから化学的データ、それから医学、薬学を初めとした専門家による議論を通して定められた値であるというふうに認識しております。
それで、先ほどもお話が出ましたけれども、岩手県の小学校、こういった事例が出たときにも、私ども学校環境衛生基準を所管しております文部科学省のほうにも、見解等について確認しましたけれども、そうした数多くの知見、これを踏まえた上での値であるということの中で、この値、指針値の見直し、こういったものについては、なかなか難しそうだなと、こんな感触を受けてございます。
神奈川県として、すぐれた対策ということで、事前、事後、マニュアル、こういった中でやっていきたいと思っておりますけれども、マニュアル、こういったようなものは常に見直し、点検をしていきたいというふうに我々は考えてございます。
具体的には、マニュアルの中に化学物質に対する反応、個人差があると、こういったようなこともございますので、こういった認識をより一層、今以上に職員初め、こういった注意喚起をマニュアルの中に書き込むとか、それからトラブルが発生した場合には、だれが見ても迷わずに適切な対応がとれるように、こういったようなことをマニュアルの中にも十分記入しまして、きちんとした対策を取り組んでいきたいというふうに思っております。
以上でございます。
(佐藤委員長) 塩坂委員。
(塩坂委員) 続きは常任委員会でやります。ありがとうございました。