多分電磁波過敏症患者は怒るフォーラム。3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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5)パネル討議
司会:司会を務める「つたえ・りな」です。事前質問を盛り込んでパネル討議を行う。
司会:本日の講演内容を振返る。大久保先生はWHOの報告などを、宇川先生は国内で実施した実験の内容を、坂部先生は今後の研究方法に関する提案などを、話をしてもらいました。


司会:ノセボ効果とは? 大久保先生。
大久保:Rubinの研究で、症状は全てではないが、一部にノセボ効果があるとされる。

ノセボ効果とは実際は曝露していないが、何かあると思うだけで症状が出てくること。
ドイツでfMRIを使用した実験では、携帯電話の電波を出していないにも関わらず、「電波を出しますよ」と言っただけで、電磁波過敏症患者は反応を示した。
Rubinの2011年BEMSに発表した研究がある。

システムレビューである。


司会:大久保先生。日本では電磁波過敏症は診断名ではない。

スウェーデンは電磁波過敏症に関する国家補償が充実している・・・・とネットでは紹介されているが?

大久保:スウェーデンでも電磁波過敏症は診断名ではない。

政府はケアについてガイドラインを出し、ある種の身体障害者として扱い、補助金も出ている。
スウェーデンでは、1次対応は地方の医療機関で、2次対応はカロリンスカ病院が担当している。
ストックホルムではEHSと症状名として記載されれば、そうした人(年に20名程度)に補助金を出している。
スウェーデンの例:2009年、ある患者を電磁波過敏症とし、それ故に適切な医療を行わなかったとして、その他にも適切な医療を行わなかった例があるということで、最高裁での判決で、医師免許が剥奪された例もある。
電磁波による過敏症であるとして、適切な医療を受けない事例も発生している。


runより:電磁界情報センターの大久保氏は「ノボセ効果」を以前にも提唱していましたね、後で検証しますが・・・。

とりあえず11人の電磁界情報センタースタッフ中5人が電力会社からの出向では中立な提言とは言い難いです。