261 フィチン酸
(米ぬか又はトウモロコシの種子から得られた、イノシトールヘキサリン酸を主成分とするものをいう。) イネ科イネ(Oryza sativa LINNE)の種子より得られた米ぬか又はイネ科トウモロコシ(Zea mays LINNE)の種子より、室温時水又は酸性水溶液で抽出し、精製して得られたものである。主成分はイノシトールヘキサリン酸である。 酸味料
製造用剤 Phytic acid
262 フィチン(抽出物)
(米ぬか又はトウモロコシの種子から得られた、イノシトールヘキサリン酸マグネシウムを主成分とするものをいう。) フィチン イネ科イネ(Oryza sativa LINNE)の種子より得られた米ぬか又はイネ科トウモロコシ(Zea mays LINNE)の種子より、室温時水で抽出して得られたものである。主成分はイノシトールヘキサリン酸マグネシウムである。 製造用剤 Phytin(extract)
263 フェリチン 鉄たん白
鉄たん白質 ウシ科ウシ(Bos taurus LINNE)の脾臓より、熱時水で抽出し、塩析法で分画し、膜ろ過により得られたものである。成分はフェリチンである。 強化剤 Ferritin
264 フェルラ酸 イネ科イネ(Oryza sativa LINNE)の糠より得られた米糠油を、室温時弱アルカル性下で含水エタノール及びヘキサンで分配した後、含水エタノール画分に得られたγ-オリザノールを、加圧下熱時硫酸で加水分解し、精製して得られたもの、又は細菌(Pseudomonas)を、フトモモ科チョウジノキ(Syzygium aromaticum MERRILL et PERRY)のつぼみ及び葉より水蒸気蒸留で得られた丁子油、又は丁子油から精製して得られたオイゲノールを含む培養液で培養し、その培養液を、分離、精製して得られたものである。成分はフェルラ酸である。 酸化防止剤 Ferulic acid
265 フクロノリ抽出物
(フクロノリの全藻から得られた、多糖類を主成分とするものをいう。) フクロノリ多糖類
フクロフノリ多糖類
フクロフノリ抽出物 フノリ科フクロノリ(Gloiopeltis furcata POSTEL et RUPR)の全藻より、熱時水で抽出して得られたものである。主成分は多糖類である。 増粘安定剤 Fukuronori extract
266 ブタン 石油若しくは天然ガス成分中、n-ブタンの沸点付近の留分である。 製造用剤 Butane
267 ブドウ果皮色素
(アメリカブドウ又はブドウの果皮から得られた、アントシアニンを主成分とするものをいう。) エノシアニン アントシアニン
アントシアニン色素
ブドウ色素 ブドウ科アメリカブドウ(Vitis labrusca LINNE)又はブドウ科ブドウ(Vitis vinifera LINNE)の果皮より、室温時水で抽出して得られたものである。主色素はアントシアニン(マルビジン-3-グルコシド等)である。赤色~赤紫色を呈する。 着色料 Grape skin colour
Grape skin extract
268 ブドウ果皮抽出物
(アメリカブドウ又はブドウの果皮から得られた、ポリフェノールを主成分とするものをいう。) ブドウ科アメリカブドウ(Vitis labrusca LINNE)又はブドウ科ブドウ(Vitis vinifera LINNE)のうち、生食用又は醸造用ブドウの甲州、シャルドネ若しくはリースリング種の果皮搾粕より、室温時~微温時エタノールで抽出して得られたものである。主成分はポリフェノールである。 製造用剤 Grape skin-derived substance
269 ブドウ種子抽出物
(アメリカブドウ又はブドウの種子から得られた、プロアントシアニジンを主成分とするものをいう。) プロアントシアニジン ブドウ科アメリカブドウ(Vitis labrusca LINNE)又はブドウ科ブドウ(Vitis vinifera LINNE)の種子より、熱時水、温時エタノール若しくは室温時アセトンで抽出したものより得られたもの、又はこの抽出物を、酵母を用いて発酵処理したものより得られたもの、若しくはタンナーゼにより加水分解処理したものより得られたものである。主成分はプロアントシアニジンである。 酸化防止剤
製造用剤 Grape seed extract
270 ブラジルカンゾウ抽出物
(ブラジルカンゾウの根から得られた、ペリアンドリンを主成分とするものをいう。) ペリアンドリン ブラジルカンゾウ マメ科ブラジルカンゾウ(Periandra dulcis MART.)の根より、水で抽出したものより得られたものである。甘味成分はペリアンドリンである。 甘味料 Brazilian licorice extract
271 フルクトシルトランスフェラーゼ 糸状菌(Aspergillus, Penicillium roqueforti)又は細菌(Arthrobacter, Bacillus)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、又は除菌後、冷時~室温時濃縮して得られたものである。 酵素 Fructosyl transferase
272 プルラナーゼ アミラーゼ
カルボヒドラーゼ 細菌(Bacillus, Klebsiella, Sulfolobus solfataricus)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもので、除菌したもの、冷時~室温時濃縮したもの、冷時エタノール、含水エタノール若しくはアセトンで処理して得られたもの、又は硫酸アンモニウム等で分画した後、脱塩処理して得られたものである。 酵素 Pullulanase
273 プルラン 黒酵母(Aureobasidium pullulans(DE BARY) ARN.)の培養液より、分離して得られた多糖類である。成分はプルランである。 増粘安定剤
製造用剤 Pullulan
274 プロテアーゼ たん白分解酵素 動物、魚類若しくは甲殻類の筋肉若しくは臓器より、冷時~温時水で抽出して得られたもの、又は糸状菌(Aspergillus melleus, Aspergillus niger, Aspergillus oryzae, Aspergillus saitoi, Aspergillus, sojae, Monascus pilosus, Monascus purpureus, Mucor circinelloides, Mucor javanicus, Mucor miehei, Mucor rouxii, Penicillium citrinum, Penicillium duponti, Rhizomucor miehei, Rhizopus chinensis, Rhizopus delemar, Rhizopus niveus, Rhizopus oryzae)、担子菌(Pycnoporus coccineus)、放線菌(Streptomyces)、細菌(Bacillus amyloliquefaciens, Bacillus coagulans J4, Bacillus lentus, Bacillus licheniformis, Bacillus polymixa, Bacillus stearothermophilus, Bacillus subtilis, Bacillus thermoproteolyticus, Pseudomonas paucimobilis)若しくは酵母(Saccharomyces)の培養より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、除菌したもの、冷時~室温時濃縮したもの、冷時~室温時樹脂精製して得られたもの、若しくはこれより、冷時エタノール、含水エタノール若しくはアセトンで処理して得られたもの若しくは硫酸アンモニウム等で分画した後、脱塩処理して得られたものである。 酵素 Protease
275 プロパン 石油若しくは天然ガス成分中、n-プロパンの沸点付近の留分である。 製造用剤 Propane
276 プロポリス抽出物
(ミツバチの巣から得られた、フラボノイドを主成分とするものをいう。) ミツバチ科ミツバチ(Apis mellifera LINNE, Apis indica RODOSZKOWSKI)の巣より、エタノールで抽出して得られたものである。主成分はフラボノイドである。 酸化防止剤 Propolis extract
277 ブロメライン ブロメリン パイナップル(Ananas comosus MERRILL)の果実若しくは根茎より、搾汁した後、乾燥したもの、又はこれより、室温時水で抽出し、冷時~室温時エタノール若しくはアセトンで処理して得られたものである。 酵素 Bromelain
278 L-プロリン プロリン タンパク質原料の加水分解により、又は糖類を原料とした発酵により得られたものを、分離して得られたものである。成分はL-プロリンである。 調味料
強化剤 L-Proline
279 分別レシチン
(「植物レシチン」又は「卵黄レシチン」から得られた、スフィンゴミエリン、フォスファチジルイノシトール、フォスファチジルエタノールアミン及びフォスファチジルコリンを主成分とするものをいう。) レシチン分別物
レシチン 「植物レシチン」又は「卵黄レシチン」より、室温時~温時メタノール、エタノール、含水エタノール、イソプロピルアルコール、アセトン、ヘキサン又は酢酸エチルで抽出して得られたものである。主成分は、フォスファチジルコリン、フォスファチジルエタノールアミン、フォスファチジルイノシトール、スフィンゴミエリンである。 乳化剤 Fractionated lecithin
Cephalin
Lipoinositol
280 粉末セルロース
(パルプを分解して得られた、セルロースを主成分とするものをいう。ただし、「微結晶セルロース」を除く。) セルロース パルプ繊維を、加水分解したもの、又は短繊維を、分解して得られたセルロースである。 製造用剤 Powdered cellulose
281 粉末モミガラ
(イネのもみ殻から得られた、セルロースを主成分とするものをいう。) イネ科イネ(Oryza sativa LINNE)のもみ殻を、微粉砕して得られたものである。主成分はセルロースである。 ガムベース Powdered rice hulls
282 ペカンナッツ色素
(ピーカンの果皮又は渋皮から得られた、フラボノイドを主成分とするものをいう。) ピーカンナッツ色素 フラボノイド
フラボノイド色素 クルミ科ピーカン(Carya pecan ENGL. et GRAEBN.)の果皮又は渋皮より、熱時水若しくは含水エタノールで抽出して得られたもの又は熱時酸性水溶液で抽出し、中和して得られたものである。主色素はフラボノイドである。褐色を呈する。 着色料 Pecan nut colour
283 ヘキサン 石油成分中、n-ヘキサンの沸点付近の留分である。 製造用剤 Hexane
284 ペクチナーゼ カルボヒドラーゼ 糸状菌(Aspergillus aculeatus, Aspergillus alliaceus, Aspergillus awamori, Aspergillus japonicus, Aspergillus niger, Aspergillus pulverulentus, Aspergillus usamii, Rhizopus oryzae, Trichoderma)、細菌(Bacillus subtilis)、担子菌(Corticium)若しくは酵母(Trichosporon)の培養液より、冷時~微温時水で抽出して得られたもの、除菌したもの、冷時~室温時濃縮したもの、又は冷時エタノール若しくは含水エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Pectinase
285 ペクチン アカザ科サトウダイコン(Beta vulgaris LINNE var. rapa DUMORTIER)、キク科ヒマワリ(Helianthus annuus LINNE)、ミカン科アマダイダイ(Citrus sinensis OSBECK)、ミカン科グレープフルーツ(Citrus paradisi MACF.)、ミカン科ライム(Citrus aurantifolia SWINGLE)、ミカン科レモン(Citrus limon BURM. f.)又はバラ科リンゴ(Malus pumila MILLER)より、熱時水又は酸性水溶液で抽出したものより得られたもの又はこれをアルカリ性水溶液若しくは酵素で分解したものより得られたものである。成分はメチル化ポリガラクチュロン酸等の多糖類である。 増粘安定剤 Pectin
286 ペクチン分解物
(「ペクチン」から得られた、ガラクチュロン酸を主成分とするものをいう。) 分解ペクチン 「ペクチン」を、酵素で分解して得られたものである。主成分はガラクチュロン酸である。 保存料 Pectin digests
287 ヘゴ・イチョウ抽出物
(イチョウ及びヘゴの葉から抽出して得られたものをいう。) ヘゴ科ヘゴ(Cyathea fauriei COPEL.)及びイチョウ科イチョウ(Ginkgo biloba LINNE)の葉を9:1の比率で混合し、熱時水で抽出して得られたものである。 酸化防止剤 Hego-Ginkgo leaf extract
288 ヘスペリジナーゼ 糸状菌(Aspergillus, Penicillium decumbens)の培養液より、冷時~室温時水で抽出し、冷時~室温時濃縮後、冷時エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Hesperidinase
289 ヘスペリジン ビタミンP 柑橘類の果皮、果汁又は種子より、室温時アルカリ性水溶液で抽出して得られたものである。成分はヘスペリジンである。 強化剤 Hesperidin
Vitamin P
runより:プロパンはさすがにオーブンだと思いますがヘキサンなんてどう使うんだろう?