201 チャ乾留物
(チャの葉を乾留して得られたものをいう。) ツバキ科チャ(Camellia sinensis O.KZE.)の葉より製した茶を、乾留して得られたものである。有効成分は特定できないが、アミノ酸、カフェイン、タンニン、カテキン類を含む。 製造用剤 Tea dry distillate
202 チャ抽出物
(チャの葉から得られた、カテキン類を主成分とするものをいう。) ウーロンチャ抽出物
緑茶抽出物 ツバキ科チャ(Camellia sinensis O.KZE. )の葉より製した茶より、室温時、温時又は熱時、水、酸性水溶液、含水エタノール、エタノール、含水メタノール、メタノール、アセトン、酢酸エチル又はグリセリン水溶液で抽出したものより得られたものである。成分としてカテキン類を含む。なお、チャの葉の処理方法によりウーロンチャ抽出物と呼ばれるものがある。 酸化防止剤
製造用剤 Tea extract
203 チルテ
(チルテの分泌液から得られた、アミリンアセタート及びポリイソプレンを主成分とするものをいう。) トウダイグサ科チルテ(Cnidoscolus elasticus LUNDELL.)の幹枝より得られたラテックスを、熱時水で洗浄し、水溶成分を除去して得られたものである。主成分はアミリンアセタート及びポリイソプレンである。 ガムベース Chilte
204 L-チロシン L-チロジン チロシン
チロジン 動物性若しくは植物性タンパク質の加水分解により、又は糖類を原料とした発酵により得られたものを、分離して得られたものである。成分はL-チロシンである。 調味料
強化剤 L-Tyrosine
205 ツヌー
(ツヌーの分泌液から得られた、アミリンアセタート及びポリイソプレンを主成分とするものをいう。) クワ科ツヌー(Castilla fallax COOK)の幹枝より得られたラテックスを、脱水したものより得られたものである。主成分はアミリンアセタート及びポリイソプレンである。 ガムベース Tunu
206 ツヤプリシン(抽出物)
(ヒバの幹枝又は根から得られた、ツヤプリシン類を主成分とするものをいう。) ヒノキチオール(抽出物) ヒノキチオール ヒノキ科ヒバ(Thujopsis dolabrata SIEB. et ZUCC.)の幹枝又は株根より水蒸気蒸留して得られたものを、室温時アルカリ性水溶液で精油を除去し、中和後、ヘキサンで再結晶させた後、溶媒を除去したものである。主成分はβ-ツヤプリシンである。 保存料 Thujaplicin (extract)
Hinokitiol (extract)
207 5'-デアミナーゼ 糸状菌(Aspergillus melleus, Aspergillus oryzae)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、又は冷時~室温時濃縮後、冷時エタノールで処理して得られたものである。 酵素 5'-Deaminase
208 低分子ゴム
(パラゴムの分泌液を分解して得られた、ポリイソプレンを主成分とするものをいう。) トウダイグサ科パラゴム(Hevea brasiliensis MUELL.-ARG.)の幹枝より得られるラテックスを、加熱分解して得られたもの、又は酵素分解して得られたものである。主成分はシスポリイソプレンである。 ガムベース Depolymerized natural rubber
209 テオブロミン アオギリ科カカオ(Theobroma cacao LINNE)の種子、アオギリ科コーラ(Cola acuminata SCHOTT et ENDL.)の種子又はツバキ科チャ(Camellia sinensis O. KZE.)の葉より、水又はエタノールで抽出し、分離して得られたものである。成分はテオブロミンである。 苦味料等 Theobromine
210 デキストラナーゼ 糸状菌(Chaetomium erraticum, Chaetomium gracile, Penicillium lilacinum)の培養液より、冷時~室温時水若しくは酸性水溶液で抽出して得られたもの、除菌後、冷時~室温時濃縮したもの、又は冷時エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Dextranase
211 デキストラン ブドウ糖多糖 グラム陽性細菌(Leuconostoc mesenteroides, Streptococcus bovis ORLA-JENSEN)の培養液より、分離して得られたものである。成分はデキストランである。 増粘安定剤 Dextran
212 鉄 54Fe, 56Fe, 57Fe, 58Fe 強化剤
製造用剤 Iron
213 デュナリエラカロテン
(デュナリエラの全藻から得られた、β-カロテンを主成分とするものをいう。) 藻類カロチン
藻類カロテン
デュナリエラカロチン
ドナリエラカロチン
ドナリエラカロテン
抽出カロチン
抽出カロテン カロチノイド
カロチノイド色素
カロチン
カロチン色素
カロテノイド
カロテノイド色素
カロテン
カロテン色素 オオヒゲマワリ科デュナリエラ(Dunaliella bardawil, Dunaliella salina)の全藻より、熱時油脂で、又は室温時~熱時ヘキサン若しくは加圧下二酸化炭素で抽出して得られたものである。主成分はカロテノイド(β-カロテン等)である。黄色を呈する。 強化剤
着色料 Dunaliella carotene
214 銅 63Cu, 65Cu 製造用剤 Copper
215 トウガラシ色素
(トウガラシの果実から得られた、カプサンチン類を主成分とするものをいう。) カプシカム色素
パプリカ色素 カロチノイド
カロチノイド色素
カロテノイド
カロテノイド色素 ナス科トウガラシ(Capsicum annuum LINNE)の果実より、熱時油脂で抽出して得られたもの、室温時~微温時ヘキサン又はエチルアルコールで抽出して得られたもの、温時加圧下に二酸化炭素で抽出して得られたもの、又はこれらより、温時加圧下に二酸化炭素で辛味成分を除去したものである。主色素はカプサンチンの脂肪酸エステルである。橙色~赤色を呈する。 着色料 Paprika colour
Paprika oleoresin
216 トウガラシ水性抽出物
(トウガラシの果実から抽出して得られた、水溶性物質を主成分とするものをいう。) ガプシカム水性抽出物
パプリカ水性抽出物 カプシカム抽出物
トウガラシ抽出物
パプリカ抽出物 ナス科トウガラシ(Capsicum annuum LINNE)の果実より、室温時含水エタノールで抽出したもので、タンパク質、ペプチド、ビタミンCを含む。 製造用剤 Capsicum water-soluble extract
217 動物性ステロール
(魚油又は「ラノリン」から得られた、コレステロールを主成分とするものをいう。) コレステロール ステロール 魚油の不けん化物又は「ラノリン」より、加水分解したもの、又は有機溶剤で抽出したものより得られたものである。主成分はコレステロールである。 乳化剤 Cholesterol
218 トコトリエノール イネ科イネ(Oryza sativa LINNE)の米ぬか油、ヤシ科アブラヤシ(Elaeis guineensis JACQ.)のパーム油等より、分離して得られたものである。成分はトコトリエノールである。 酸化防止剤 Tocotrienol
219 d-α-トコフェロール α-ビタミンE
抽出トコフェロール
抽出ビタミンE 抽出V.E
トコフェロール
α-トコフェロール
ビタミンE
V.E アオイ科ワタ、アブラナ科アブラナ、イネ科イネ、イネ科トウモロコシ、キク科サフラワー、キク科ヒマワリ、ゴマ科ゴマ、マメ科ダイズ、マメ科ラッカセイ、ヤシ科アブラヤシ、その他油糧植物原料より得られた植物性油脂又は「ミックストコフェロール」より、分離して得られたものである。成分はd-α-トコフェロールである。 酸化防止剤
強化剤 d-α-Tocopherol
220 d-γ-トコフェロール γ-ビタミンE
抽出トコフェロール
抽出ビタミンE 抽出V.E
トコフェロール
γ-トコフェロール
ビタミンE
V.E アオイ科ワタ、アブラナ科アブラナ、イネ科イネ、イネ科トウモロコシ、キク科サフラワー、キク科ヒマワリ、ゴマ科ゴマ、マメ科ダイズ、マメ科ラッカセイ、ヤシ科アブラヤシ、その他油糧植物原料より得られた植物性油脂又は「ミックストコフェロール」より、分離して得られたものである。成分はd-γ-トコフェロールである。 酸化防止剤
強化剤 d-γ-Tocopherol
221 d-δ-トコフェロール δ-ビタミンE
抽出トコフェロール
抽出ビタミンE 抽出V.E
トコフェロール
δ-トコフェロール
ビタミンE
V.E アオイ科ワタ、アブラナ科アブラナ、イネ科イネ、イネ科トウモロコシ、キク科サフラワー、キク科ヒマワリ、ゴマ科ゴマ、マメ科ダイズ、マメ科ラッカセイ、ヤシ科アブラヤシ、その他油糧植物原料より得られた植物性油脂又は「ミックストコフェロール」より、分離して得られたものである。成分はd-δ-トコフェロールである。 酸化防止剤
強化剤 d-δ-Tocopherol
222 トマト色素
(トマトの果実から得られた、リコピンを主成分とするものをいう。) トマトリコピン カロチノイド
カロチノイド色素
カロテノイド
カロテノイド色素
野菜色素 ナス科トマト(Lycopersicon esculentum MILL.)の果実より、油脂で抽出したもの、果実を脱水し、室温時若しくは熱時、ヘキサン、酢酸エチル若しくはアセトンで抽出し、溶媒を留去したもの、又はトマトの果実の搾汁より分離して得られたものである。主色素はリコピンである。黄色~赤色を呈する。 着色料 Tomato colour
Tomato lycopene
223 トラガントガム
(トラガントの分泌液から得られた、多糖類を主成分とするものをいう。) トラガント マメ科トラガント(Astragalus gummifer LABILL.)の分泌液を、乾燥して得られたものである。主成分は多糖類である。 増粘安定剤 Tragacanth gum
224 トランスグルコシダーゼ 糸状菌(Aspergillus niger, Aspergillus usamii)、細菌(Sulfolobus solfataricus)の培養液より、冷時~室温時除菌したもの、冷時~室温時濃縮したもの、又は冷時エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Transglucosidase
225 トランスグルタミナーゼ 動物の肝臓より、又は放線菌(Streptomyces, Streptoverticillium mobaraense)若しくは細菌(Bacillus)の培養液より、室温時水で抽出後、冷時エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Transglutaminase
226 トリプシン 動物のすい臓、若しくは魚類又は甲殻類の臓器より、室温時水又は酸性水溶液で抽出し、冷時~室温時エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Trypsin
227 トレハロース 担子菌(Aguricus等)、細菌(Arthrobacter, Brevibacterium, Pimelobacter, Pseudomonas, Thermus等)又は酵母(Saccharomyces等)の培養ろ液又は菌体より、水若しくはアルコールで抽出して得られたもの、これを酵素によるでん粉の糖化液より分離して得られたもの、又はマルトースを酵素処理して得られたものである。成分はトレハロースである。 製造用剤 Trehalose
228 トレハロースホスホリラーゼ 細菌(Plesiomonas)の培養液の菌体を酵素(リゾチーム)処理した後、冷時~室温時水で抽出して得られたものである。 酵素 Trehalose phosphorylase
229 トロロアオイ
(トロロアオイの根から得られた、多糖類を主成分とするものをいう。) アオイ科トロロアオイ(Abelmoschus manihot MED.)の根を、乾燥、粉砕して得られたものである。主成分は多糖類である。 増粘安定剤 Tororoaoi
230 納豆菌ガム
(納豆菌の培養液から得られた、ポリグルタミン酸を主成分とするものをいう。) 納豆菌粘質物 ポリグルタミン酸 納豆菌(Bacillus subtilis)の培養液より、分離して得られたものである。主成分はポリグルタミン酸である。 増粘安定剤 Bacillus natto gum
runより:納豆菌ガムって商品名かと思ったwww絶対売れないと思う。