73 カロブビーンガム
(イナゴマメの種子の胚乳を粉砕し、又は溶解し、沈殿して得られたものをいう。) ローカストビーンガム ローカスト マメ科イナゴマメ(Ceratonia siliqua LINNE)の種子の胚乳部分を、粉砕して得られたもの、又はこれを熱時水に溶解後、ろ過し、イソプロピルアルコールで沈殿して得られたものである。多糖類を含む。 増粘安定剤 Carob bean gum
Locust bean gum
74 カワラヨモギ抽出物
(カワラヨモギの全草から得られた、カピリンを主成分とするものをいう。) カラワヨモギ キク科カワラヨモギ(Artemisia capillaris THUNB.)の全草より、室温時エタノール若しくは含水エタノールで抽出して得られたもの、又は水蒸気蒸留して得られたものである。有効成分はカピリン等である。 保存料 Rumput roman extract
75 カンゾウ抽出物
(ウラルカンゾウ、チョウカカンゾウ又はヨウカンゾウの根又は根茎から得られた、グリチルリチン酸を主成分とするものをいう。) カンゾウエキス
グリチルリチン
リコリス抽出物 カンゾウ
カンゾウ甘味料
リコリス マメ科ウラルカンゾウ(Glycyrrhiza uralensis FISCHER)、マメ科チョウカカンゾウ(Glycyrrhiza inflata BATALIN)又はマメ科ヨウカンゾウ(Glycyrrhiza glabra LINNE)の根又は根茎より、熱時水で抽出して得られたもの又は室温時若しくは微温時アルカル性水溶液で抽出し、精製して得られたものである。主甘味成分はグリチルリチン酸である。 甘味料 Licorice extract
76 カンゾウ油性抽出物
(ウラルカンゾウ、チョウカカンゾウ又はヨウカンゾウの根又は根茎から得られた、フラボノイドを主成分とするものをいう。) 油性カンゾウ マメ科ウラルカンゾウ(Glycyrrhiza uralensis FISCHER)、マメ科チョウカカンゾウ(Glycyrrhiza inflata BATALIN)又はマメ科ヨウカンゾウ(Glycyrrhiza glabra LINNE)の根又は根茎を水で洗浄した残渣より、室温時~温時エタノール、アセトン又はヘキサンで抽出して得られたものである。主成分はフラボノイドである。 酸化防止剤 Licorice oil extract
77 カンデリラロウ
(カンデリラの茎から得られた、ヘントリアコンタンを主成分とするものをいう。) カンデリラワックス
キャンデリラロウ
キャンデリラワックス 植物ワックス トウダイグサ科カンデリラ(Euphorbia antisyphilitica ZUCC.)の茎より、熱時水で分離したものを、精製して得られたものである。主成分はヘントリアコンタンである。 ガムベース
光沢剤 Candelilla wax
78 キサンタンガム
(キサントモナスの培養液から得られた、多糖類を主成分とするものをいう。) キサンタン多糖類
ザンサンガム キサンタン グラム陰性細菌(Xanthomonas campestris)の培養液より、分離して得られたものである。主成分は多糖類である。 増粘安定剤 Xanthan gum
79 キシラナーゼ 糸状菌(Aspergillus aculeatus, Aspergillus niger, Trichoderma koningii, Trichoderma longibrachiatum reesei,Trichoderma viride)の培養液より、分離して得られたものである。 酵素 Xylanase
80 D-キシロース キシロース 木材又はアオイ科ワタ(Gossypium arboretum LINNE)、イネ科イネ(Oryza sativa LINNE)、イネ科サトウキビ(Saccharum officinarum LINNE)若しくはイネ科トウモロコシ(Zea Mays LINNE)又はその他同属植物の茎、実又は殻より、熱時酸性水溶液で加水分解し、分離して得られたものである。成分はD-キシロースである。 甘味料 D-Xylose
81 キチナーゼ 糸状菌(Trichoderma harzianum, Trichoderma reesei)、放線菌(Amycolatopsis orientalis, Streptomyces)又は細菌(Aeromonas)の培養液より、冷時~室温時除菌後、濃縮し、硫酸アンモニウムで分画したもの、若しくはエタノールで処理したものから得られたものである。 酵素 Chitinase
82 キチン エビ、カニ等甲殻類の甲殻又はイカの甲を、室温時~温時酸性水溶液で炭酸カルシウムを除去した後、温時~熱時弱アルカル性水溶液でタンパク質を除去したもので、N-アセチル-D-グルコサミンの多量体からなる。 増粘安定剤 Chitin
83 キトサナーゼ 細菌(Aeromonas, Bacillus)又は糸状菌(Aspergillus niger, Trichoderma reesei, Trichoderma viride, Verticillium)の培養液より、除菌後、冷時~微温時濃縮したもの又はエタノール若しくはアセトンで処理して得られたものである。 酵素 Chitosanase
84 キトサン 「キチン」を、温時~熱時水酸化ナトリウム水溶液で脱アセチル化したもので、D-グルコサミンの多量体からなる。 増粘安定剤
製造用剤 Chitosan
85 キナ抽出物
(アカキナの樹皮から得られた、キニジン、キニーネ及びシンコニンを主成分とするものをいう。) アカネ科アカキナ(Cinchona succirubra PAVON)の樹皮より、水又はエタノール等で抽出して得られたものである。有効成分はキニーネ、キニジン及びシンコニンである。 苦味料等 Redbark cinchona extract
86 キハダ抽出物
(キハダの樹皮から得られた、ベルベリンを主成分とするものをいう。) キハダ ミカン科キハダ(Phellodendron amurense RUPR.)の樹皮より、水又はエタノールで抽出して得られたものである。主成分はベルベリンである。 苦味料等 Phellodendron bark extract
87 魚鱗箔
(魚類の上皮部から抽出して得られたものをいう。) イワシ科マイワシ(Sardinops melanosticta TEMMINCK et SCHLEGEL)、タチウオ科タチウオ(Trichiurus lepturus LINNE)又はニシン科ニシン(Clupea pallasi CUVIER et VALENCIENNES)の魚体の上皮部を採り、室温時水又は弱アルカリ性水溶液で洗浄後、室温時エタノールで抽出して得られたものである。主色素は不明であるが、グアニンを含む。白色~淡黄灰色を呈する。 着色料 Fish scale foil
88 キラヤ抽出物
(キラヤの樹皮から得られた、サポニンを主成分とするものをいう。) キラヤサポニン サポニン バラ科キラヤ(Quillaja saponaria MOLINA)の樹皮より、熱時水で抽出したものより得られたものである。主成分はサポニン(キラヤサポニン等)である。 乳化剤 Quillaia extract
Quillaja extract
89 金 金箔 197Au 着色料
製造用剤 Gold
90 銀 銀箔 107Ag, 109Ag 着色料 Silver
91 グァーガム
(グァーの種子から得られた、多糖類を主成分とするものをいう。ただし、「グァーガム酵素分解物」を除く。) グァーフラワー
グァルガム グァー マメ科グァー(Cyamopsis tetragonolobus TAUB.)の種子の胚乳部分を、粉砕して得られたもの又はこれを温時~熱時水で抽出して得られたものである。主成分は多糖類である。 増粘安定剤 Guar gum
92 グァーガム酵素分解物
(グァーの種子を粉砕し、分解して得られた、多糖類を主成分とするものをいう。) グァーフラワー酵素分解物
グァルガム酵素分解物 グァー分解物 「グァーガム」を、酵素(α-ガラクトシダーゼ、ヘミセルラーゼ)で分解して得られたものである。主成分は多糖類である。 増粘安定剤 Enzymatically hydrolyzed
guar gum
93 グアヤク脂
(ユソウボクの幹枝から得られた、グアヤコン酸、グアヤレチック酸及びβ-レジンを主成分とするものをいう。) ハマビシ科ユソウボク(Guajacum officinale LINNE)の幹枝を、加熱して得られたものである。有効成分は、グアヤコン酸、グアヤレチック酸及びβ-レジンである。 酸化防止剤 Guaiac resin
Guajac resin
94 グアヤク樹脂
(ユソウボクの分泌液から得られた、α-グアヤコン酸及びβ-グアヤコン酸を主成分とするものをいう。) ハマビシ科ユソウボク(Guaiacum officinale LINNE)の分泌液を、室温時エタノールで抽出し、ろ液からエタノールを留去して得られたものである。主構成成分はα-、β-グアヤコン酸である。 ガムベース Guajac resin(extract)
95 クエルセチン ケルセチン ルチン分解物 「ルチン(抽出物)」を、酵素又は酸性水溶液で加水分解して得られたものである。成分はクエルセチンである。 酸化防止剤 Quercetin
96 クチナシ青色素
(クチナシの果実から得られたイリドイド配糖体とタンパク質分解物の混合物にβ-グルコシダーゼを添加して得られたものをいう。) クチナシ
クチナシ色素 アカネ科クチナシ(Gardenia augusta MERRILL var.grandiflora HORT.,Gardenia jasminoides ELLIS)の果実より、微温時水で抽出して得られたイリドイド配糖体とタンパク質分解物の混合物に、β-グルコシダーゼを添加した後、分離して得られたものである。青色を呈する。 着色料 Gardenia blue
97 クチナシ赤色素
(クチナシの果実から得られたイリドイド配糖体のエステル加水分解物とタンパク質分解物の混合物にβ-グルコシダーゼを添加して得られたものをいう。) クチナシ
クチナシ色素 アカネ科クチナシ(Gardenia augusta MERRILL var.grandiflora HORT.)の果実より、微温時水で抽出して得られたイリドイド配糖体のエステル加水分解物とタンバパク質分解物の混合物に、β-グルコシダーゼを添加した後、分離して得られたものである。赤色を呈する。 着色料 Gardenia red
98 クチナシ黄色素
(クチナシの果実から得られた、クロシン及びクロセチンを主成分とするものをいう。) カロチノイド
カロチノイド色素
カロテノイド
カロテノイド色素
クチナシ
クチナシ色素
クロシン アカネ科クチナシ(Gardenia augusta MERRILL var.grandiflora HORT.,Gardenia jasminoides ELLIS)の果実より、室温時水若しくは含水エタノールで抽出して得られたもの、又はこれを加水分解して得られたものである。主色素はクロシン及びクロセチンである。黄色を呈する。 着色料 Gardenia yellow
99 グッタハンカン
(グッタハンカンの分泌液から得られた、アミリンアセタート及びポリイソプレンを主成分とするものをいう。) アカテツ科グッタハンカン(Palaquium leiocarpum BOERL.)の幹枝より得られたラテックスを、熱時水で洗浄し、水溶成分を除去したものより得られたものである。主成分はトランスポリイソプレン及びアミリンアセタートである。 ガムベース Gutta hang kang
100 グッタペルカ
(グッタペルカの分泌液から得られた、ポリイソプレンを主成分とするものをいう。) アカテツ科グッタペルカ(Palaquium gutta BURCK.)の幹枝より得られたラテックスを、熱時水で洗浄し、水溶成分を除去したものより得られたものである。主成分はトランスポリイソプレンである。 ガムベース Gutta percha
101 クリストバル石 不溶性鉱物性物質 鉱床より採掘したクリストバル石を、粉砕乾燥、800~1200℃で焼成、又は塩酸処理して焼成したものである。 製造用剤 Cristobalite
102 グルカナーゼ カルボヒドラーゼ
ヘミセルラーゼ 糸状菌(Aspergillus aculeatus, Aspergillus niger, Humicola insolens, Rhizopus delemar, Trichoderma harzianum, Trichoderma longibrachiatum, Trichoderma viride)、担子菌(Pycnoporus coccineus)、細菌(Arthrobacter, Bacillus subtilis, Pseudomonas paucimobilis)若しくは酵母(Saccharomyces)の培養液より、冷時~微温時水若しくは酸性水溶液で抽出して得られたもの、除菌後、冷時~室温時濃縮したもの、冷時エタノール、含水エタノール若しくはアセトンで処理して得られたもの、又は除菌後、硫酸アンモニウム等で分画した後、脱塩処理して得られたものである。 酵素 Glucanase
103 グルコアミラーゼ 糖化アミラーゼ アミラーゼ
カルボヒドラーゼ 糸状菌(Acremonium, Aspergillus, Humicola grisea, Rhizopus delemar, Rhizopus niveus)、担子菌(Corticium rolfsii)、細菌(Bacillus, Pseudomonas)又は酵母(Saccharomyces)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、冷時~室温時除菌後、濃縮したもの、冷時~室温時濃縮後、エタノール、含水エタノール若しくはアセトンで処理して得られたもの、又は硫酸アンモニウム等で分画した後、脱塩処理して得られたものである。 酵素 Glucoamylase
104 グルコサミン 「キチン」を、塩酸で加水分解し、分離して得られたものである。成分はグルコサミンである。 増粘安定剤
製造用剤 Glucosamine
105 α-グルコシダーゼ マルターゼ 糸状菌(Absidia, Acremonium, Aspergillus)、細菌(Bacillus, Pseudomonas)若しくは酵母(Saccharomyces)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、又は冷時~室温時濃縮後、冷時エタノールで処理して得られたものである。 酵素 α-Glucosidase
106 β-グルコシダーゼ ゲンチオビアーゼ
セロビアーゼ ソテツ科ソテツ(Cycas revoluta THUNB.)より、冷時~微温時水で抽出して得られたもの、又は糸状菌(Aspergillus aculeatus, Aspergillus niger, Aspergillus pulverulentus, Penicillium decumbens, Trichoderma harzianum, Trichoderma longibrachiatum, Trichoderma reesei)若しくは細菌(Bacillus)の培養液より、冷時~微温時水で抽出して得られたもの、冷時~室温時濃縮したもの、又は冷時エタノール若しくは含水エタノールで処理して得られたものである。 酵素 β-Glucosidase
107 α-グルコシルトランスフェラーゼ 4-α-グルカノトランスフェラーゼ
6-α-グルカノトランスフェラーゼ 細菌(Agrobacterium radiobacter, Arthrobacter, Bacillus, Erwinia, Pimelobacter, Protaminobacter, Pseudomonas, Serratia, Thermus)の培養液又はバレイショ(Solanum tuberosum LINNE)の塊茎より、冷時~室温時除菌したもの、冷時水で抽出して得られたもの、又は冷時~室温時濃縮して得られたものである。なお、基質特異性により、4-α-グルカノトランスフェラーゼ、6-α-グルカノトランスフェラーゼと呼ばれるものがある。 酵素 α-Glucosyltransferase
4-α-Glucanotransferase
6-α-Glucanotransferase
108 α-グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア
(「ステビア抽出物」から得られた、α-グルコシルステビオシドを主成分とするものをいう。) 酵素処理ステビア ステビア
ステビア甘味料
糖転移ステビア 「ステビア抽出物」に、α-グルコシルトランスフェラーゼ等を用いてグルコースを付加して得られたものである。主甘味成分はα-グルコシルステビオシドである。 甘味料 α-Glucosyltransferase treated stevia
109 グルコースイソメラーゼ 糸状菌(Aspergillus)、放線菌(Actinoplanes missouriensis, Streptomyces griseofuscus, Streptomyces murinus, Streptomyces phaeochromogenes, Streptomyces rubiginosus)又は細菌(Bacillus coagulans)の培養液より、室温時水で抽出して得られたものである。 酵素 Glucose isomerase
runより:90に銀がありますね、銀箔ですがとちらにせよ量が多いと毒です。