・入院中
下記点は、各患者の要求に依存して入院中に求められるかもしれない準備のいくつかの概要を示す。
入院中ンお介護のプロセスは下記をふくむかもしれない。
全ての病院従業員と訪問者は、患者の部屋に入る前に看護士ステーションでチェックインし指示を受ける。
部屋のドアは常に閉めておく。
病院職員は入室前に手を洗う。
医療チャートは患者の部屋の外に置く。
患者の部屋には、花、植物、新聞、又は処理された紙を持ち込まない。
患者が入院中は一般エリアで有毒化学物質が使用されないよう清掃要員と調整を図る。
清掃担当者によるMCS患者の部屋の日々の掃除は最小とするが、下記を含む。
水だけで浸した清浄な木綿布でホコリを拭く。
浴槽、流し、トイレットの清掃には重曹を使用する。
ゴミは少なくとも一日2回は取り除く。
食事後、患者の食器を部屋に置いておかない。
部屋に湿った洗濯物やタオルを置かない。
患者が個人液にしよした後は直ちに片付ける。
MCS患者の介護に求められるかもしれない設備
殺菌した100%木綿のガウン
赤い腕章
殺菌した100%木綿のリネン
香料を使用しない衛生用品
ボトル飲料水
ドアの表示
香料を使用しない洗浄用品
ラテックス手袋を含んでラテックスを使用しない製品
炭酸水素ナトリウム(重曹)
毒性のない洗浄用品/化学物質
病院職員
MCSは衰弱症状をもたらす。
患者から助言を求められることは必須であるが、そのときに彼等が化学物質に過敏であるということは理解されているということを示して、彼等を安心させる。
MCS患者は、衣類、製品、他人が身に着けている化学物質にひどく反応することがある。
下記の措置はMCS患者がいる場所の汚染を防ぐことに役立つであろう。
患者の面倒を見る職員は、症状と何が刺激物となるかをよく知っていなければならない。
洗濯石けん、柔軟仕上げ剤、防臭剤、シャンプー、ヘアローション、ヘアスプレー、メークアップ、ヘアムース、ゲル、浴用石けんは全て香料、消臭香料、脱臭剤を含む可能性があり、職員は患者が入院中は使用を避けるべきである
MCS患者と接触する全ての職員は、香料入りでない身体手入れ用品と殺菌洗濯づみのキャップ、ガウンを入手することを確実にすべきであり、職員は香料を使用しない。
アレルギーを起こしにくい(hypoallergenic)製品を使用する。
use hypoallergenic products エアゾールスプレーを使用しない。
喫煙する職員はMCS患者の介護をすべきでない。
医療担当者はMCSに関する特別の命令をする。
通常の病院手続きに従がう場合、MCSの可能性あるどのような環境誘因にも注意する。
患者の医療及び介護チームは、患者が送られる病院の他の部門との調整に責任がある。
可能なら、患者は自分の病室で処置を受けられるよう手配する。
食事要件
MCS患者は、様々な食物過敏とアレルビーをもっているかもしれない。もし患者が特定の食物過敏/アレルギーを知っており、病院で特別の食事を求めるなら、病棟の栄養士に連絡すべきである。
このことは入院が決定したら速やかにすべきである。
もし患者から要求があれば、そして臨床管理と矛盾しなければ、患者自身の食物を持ち込むことが許されるべきである。