フェニトロチオンの毒性3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・2.農薬の種類、別名/商品名など
フェニトロチオンは接触性殺虫剤で、殺卵性が低い選択的殺ダニ剤で、有機リン系殺虫剤である。

フェニトロチオンは1959 年に住友化学とバイヤーレーファークーゼンにより、後に米シアナミド社によって導入された。
有機リン系殺虫剤
MEP(登録名)、fenitrothion(英語名)、methylnitrophos(東欧で使われる)
O,O-dimethyl O-4-nitro-m-tolyl phosphorothioate(
以下は国連化学物質安全性カード(1996)を見よ)
O,O-dimethyl O-(3-methyl-4-nitrophenyl) phosphorothioate
O,O-dimethyl O-4-nitro-m-tolyl thiophosphate
C9H12NO5PS
分子量:277.25
アコチオン・アグロチオン・ベイ41831・サイフェン・サイテル・デコフェン・フェンスタン
・フォリチオン・カレイット・メップ(MEP)・メタチオン・マイクロマイト・ノバチオン・ヌ
バノール・ペストロイ・スミチオン・バーチオン、その他。

一般名メチルニトロホスは東欧で使われる。

また他の農薬と混合しても使われている。
日本で使われている商品名はフェニトロチオンを含む商品の例を参考にして下さい。
作用メカニズムはコリンエステラーゼ阻害によると考えられている。フェニトロチオンは、
穀類や果樹・米・野菜・森林の穿孔性・食害性・吸汁性昆虫などの広範囲の害虫に有効である。

反面、逆にフェニトロチオンは、選択性に乏しく、益虫も減らす。