市街地・公共施設での農薬被害について2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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■有機リン系農薬が85%占める
 また、使用されているのは、圧倒的に有機リン系農薬です。

今年、私が参加している「生活環境を健康にする会」では、千葉県の県立学校と県立公園における農薬の使用状況を調査しました。

これは、その内の県立学校の使用状況です。

計158校のうち、農薬の使用は92校でした。

その使用農薬をグラフにしたものがこれです。

有機リン系農薬(青色部分)は、全体の85パーセントも占めています。
 昨年5月にアメリカの小児学会誌に「有機リン系農薬を低濃度でも摂取した子どもは、ADHDになりやすい」と発表されています。

他のアメリカの大学の研究でも、母体内で曝露した子どもは就学年齢前後のIQが低くなるともあります。

さらに、EUでは、その危険性からほとんどの有機リン系農薬が使用禁止になっています。
 日本でも、PRTR法第1種に指定されているものや劇物に指定されているものがたくさんあります。
 このように危険な農薬を、未来ある子ども達の身近な場所で使用してよいものでしょうか?

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