横浜・洋光台で反対運動勃発4 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

すでに3000人の住民の反対署名を横浜市に提出したほか、郵政省、県、建設省などにも電磁波の危険性を訴え、鉄塔建設計画の中止を要望してきた。NTTドコモとの住民説明会もこれまで3回行ったが、ドコモ側は、
「電磁波に問題はない。
世の中に100%安全なものなどない。水道の水を飲み続けたってガンになる」
「住民の同意が得られなくても建設はする」
「建設予定地は見通しがよいことと、ほかの電波の干渉を受けないので建築に最適」
「電波の強さは社外秘」
などと回答。計画は変更しない構えだ。
「氷取沢自然を愛する会」では、こう批判する。
「NTTドコモの担当者は、設計図も社外秘ということで見せようとしません。

それどころか、この一帯はもう十分に電磁波が飛び交っているから、<あと1基増えても、どうってことはない>というような、とんでもないことを言う。

9月10日の建設省の説明では、建設予定地に隣接する建設省の鉄塔から発せられている電磁波の強さは、イギリスの安全基準の約400倍となっています。

新たな鉄塔ができ、これ以上、電磁波が上乗せさせられたら、大変なことになってしまいますよ」(小栗正義会長)
 今年の5月11日、イギリス政府の諮問で携帯電話が健康に及ぼす影響を調査していた専門委員会は、携帯電話の電磁波が健康に悪影響を与える可能性もあるとして、子供が不必要に利用しないことを求める報告書を公表した。そのなかで0.001マイクロワット/平方メートル以下でなければ安全でないという基準を打ち出した。

そして7月には、16歳以下の子供に緊急時を除いて携帯電話を使用させないように、との指導がイギリス政府から通達されたのだった。
「氷取沢自然を愛する会」のメンバーてある総合病院勤務の山下昇医師(45歳・男性・仮名)は、こう言う。
「ドコモは、ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)が、電磁枝の安全性には問題ないと断言していると言っていますが、ICNIRPは<電磁波は人体に影響はない>なんて言ってません。

電磁波について疫学研究や動物実験のデータが不足しているというのは、国際的な常識であり、それは、ドコモが持ち出しているICNIRPのガイドラインにも書かれていることてす。

とくに、長期間浴びた場合の研究データはほとんどない。

ICNIRPはこの非常に限られたデータしかない現段階において、ガンなど、体に悪影響を及ぼすという確信の持てる証拠(影響を示唆するものはいくつかある)はなかったと言っているのであり、<電磁波が安全だ>とはひと言も言ってないんです!」