横浜・洋光台で反対運動勃発3 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・ 本田さんの入院中にも、洋光合南団地の人がガンで入院。

同室となったが、本田さんが退院するころ死亡した。

その患者さんも「洋光台はガンが多くて・・・」と、本田さんに言っていたという。
 杉田台や洋光台周辺でガンで亡くなっている人は、男女を問わず、40~50代が圧倒的に多い。

いずれも、ジャッキ-佐藤さんのように子供のころから住んでいた人たちだ。
 杉田台住宅内の長い坂道を歩いてみた。

坂道を下りきると、崖っぷちに出る。突然、目の前に6基の電波塔が飛び込んでくる。

電波塔からの電磁波被曝は数キロの範囲に及ぶという。

住宅地内の多くの住民が、ガンの多発と電波塔から発せられる電磁波の関係を疑い始めている。
 京都大学工学部原子核工学科助手の荻野晃也博士(60歳)は言う。
「科学雑誌『ネイチャー』の2000年5月25日号で、微弱なマイクロ波(鉄塔から出る電磁波や高周波に含まれる)が、線虫の細胞に害を与えたことが明らかになった、というポラメイ教授の論文が掲載されました。

線虫は、人間と同じDNA型の多細胞生物で細胞の基本構造は人間と同じです。つまり人間の細胞も微弱マイクロ波によって障害を受けることは、明らかです」


新鉄塔は住民の同意なし
 杉田台や洋光台周辺の住民を、さらに不安にさせているのがNTTドコモの鉄塔建設計画だ。

NTTドコモが市民の森近くの緑地2530平方メートルを造成し、高さが80メートルで、直径1.2メートルのパラボラアンテナが最大38個付く携帯電話用の巨大鉄塔(無線中継所)と400平方メートルの電力室の建設を計画している。建設予定地は、建設省の緊急避難用の電波塔に隣接する円海山(153メートル)の麓、氷取沢にある。

これが完成すれば、合計7基目の電波塔となる。
 周辺住民はこの計画を知った4月、「氷取沢自然を愛する会」(小栗正義会長)を発足、反対運動に立ち上がった。

反対の理由は「電磁波についての安全性が立証されていない」「すでにこの地区にはいくつもの鉄塔が建設されており、第1種風致地区に指定されるほど広大な森の景観が破壊される」などだ。