ケータイは危険か?4 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・ リューベック大学の物理学者クリーツィングは、携帯電話基地局の高周波帯に組み込まれている低周波のパルスに対して特に人体が敏感に反応することを早期に指摘した一人である。

新陳代謝、ホルモン分泌システム、免疫系といった重要な機能や寝起きのリズムなどを含む生体内の信号も、低周波で周期的に繰り返される波形を描くことは明らかである。

高周波の基地局のなかの低周波のパルスによって、免疫力の劇的な低下から発ガンのリスクの明らかな上昇に至るまで、脳幹領域における我々の「バイオリズム」の様々な変調が起こることが説明されうる。


 しかし、細胞膜の機能の阻害は生体のカルシウム濃度の変化をももたらす。また、被験者をドイツの基地局で一般的に使われているパルスのある電磁場に一週間さらし続けたら、脳波に変調が起こった。

自分自身でケータイを使用しなくても、周囲の誰かがケータイで電話をしたとき、脳波は10Hz帯でそれ以前には見られなかったほど大きく振れる。

そのとき、脳波の反応は刺激から数分後に見られた。


 さて、脳波のなかの「アルファ波」もこの周波数(7~14Hz)で現れ、催眠や眠りを掌る周波となっていることをよく考えてみれば、携帯電話の電波が意識および無意識の状態にも介入する恐れがある。

それで、この調査結果から、ケータイや基地局は我々の心理に麻薬や精神安定剤と同様な作用をする「精神を掌る」要素と見なすことができるだろう。

この観点で、パニックやノイローゼ、精神病の増加の原因として新たに論議することができる。


 複雑なシステムや制御系へ干渉するということで、高周波は技術の分野でも障害物と見なされている。それゆえ、ケータイの使用は病院内では厳しく禁止されている。

ケータイは、心臓ペースメーカー、人工呼吸器、電気補聴器、電気透析装置の誤作動の原因になるだけではなく、心悸亢進による心拍停止時の蘇生に使用する細動除去器にも影響を及ぼす。