漢方薬治療は医療行為3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・1-5 基本概念 血および血の異常
生体の物質的側面を支える要素が血と水である。
血は気の働きを担って生体を循行する赤色の液体と定義される。
血は正常の状態では、気の働きによって、その量が保たれ全身を巡行し、身体に必要な栄養をもたらし、身体・臓器を形作っている。

【血虚】血の量の不足したい場合に血虚の病態を呈する。

皮膚の乾燥やあれ、爪の割れ、頭髪が抜けやすい、月経異常を呈する。

【瘀血】血の流通が障害されたい状態。

停滞して血は、血の機能を発揮できなくなるとともにかえって有害なものとなる。

不眠・精神不穏・目のくま・月経異常
1-6 基本概念 水および水の異常
生体の物質的側面を支える要素が血と水である。

水は気の働きを担って生体を滋潤する無色の液体と定義される。
【水滞】体内での分布の異常、水の体外への消失、消失による量の不足ほすべて水の偏在と捉え、水滞という一つの病態で認識している。

朝のこわばり・めまい・めまい感・水様の鼻汁・立ちくらみ・嘔吐・下痢・車酔い

1-7 基本概念 五臓
人間の身体は複数の臓器から構成されており、胸腔および腹腔内に存在する臓器を一般に臓腑という。

臓腑の実質臓器が五臓(肝・心・脾・肺・腎)であり、管腔臓器が六腑(痰・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)である。

ただし、現代解剖学には三焦に相当する臓器はない。

また、それ以外の臓腑についても、その静止機能は西洋医学よりも広い概念を持っている。

なぜなら、江戸時代後期に西洋医学導入時、それまで中心的医療概念である漢方医学の解剖用語を借りて、静養医学的解剖用語としたからである。

なお、膵臓の膵と云う概念や腺と云う概念は、それまでの漢方には無かったので、その時になって作られた文字である。

これを国字という。


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