・ぜんそくの症状を悪くするもの
ぜんそくなどアレルギー疾患は、遺伝的なもの(個体因子)が影響しています。気道の過敏性もぜんそくを起こす危険性が高くなります。
また、ぜんそくを引き起こす原因となり、さらに悪くする原因となるもの(環境因子)にはさまざまなものがあります。
タバコ、大気汚染、天候、ダニ、ホコリ、食物、運動などや、過労や精神的ストレスなど体調が悪いときにもぜんそくが起こりやすくなります。
特に風邪、インフルエンザで発作を起こしたり重症化することが多く、日ごろの手洗い、うがい、インフルエンザの予防接種などをして予防しましょう。
タバコは本人が喫煙することも家族が喫煙することも良くありません。
同じ室内でのタバコの煙も悪く影響します。できるだけその場を避けるよう
に注意しましょう。
また、ホコリをためないように掃除をする、疲れをためないようにするなどを心がけましょう。
家の中だけでなく、宿泊施設やカラオケボックスは密室でじゅうたん敷きの所もありますので注意しましょう。
ぜんそくを悪くするものを避けましょう
ぜんそく日記
毎日つけましょう
ぜんそく日記に記入する項目は、天気、発作の状態、日常生活、夜間睡眠、アレルギー性鼻炎や風邪の症状など、ピークフローメーターの数値、薬、減感作療法等があります。
ぜんそく日記は診察を受けるときには忘れずにもっていくようにしましょう。
医師が診断する上で大事な資料となります。
日記をつけることは発作の予防や薬を減らすことの目安になり、また励みにもなります。
発作になれてしまったり、楽しいことがあったりすると、自分ではあまり「苦しい」と感じない場合があります。
ピークフローメーターで測り、グラフにつけることで、その変化を形で見ることができ、自分では気づかない発作にも対応することができます。