この本は、化学物質過敏症について非常によく書かれているので、この病気について無知な人は読んでほしい。
一見の価値がある。
自分はこれを読んで、化学物質過敏症が(重度になると)本当に不幸な病気である事を理解したし、先程も書いたようにこの病気が日本そして世界の将来に暗雲をもたらす可能性も感じたし、いまだ思いやりのある施策を講じない日本政府に対して憤りを覚えたし、何よりも一番は、「無視できない!」という思いがした。
読んだとき、「何かボランティアがしたい」と思ったのだけど、情けない事に「思うだけ」になってしまっている。自分でもやれそうな活動、たとえば募金活動などを全国的に展開してもらえたら、自分はすぐにでも寄付をしたい。
(というより、自分でそういった活動を起こしていくべきなんだろうか…。ムリっぽい。)
三宅島の噴火の際にも寄付をしたのだけど、三宅島の島民も大変つらい立場でかわいそうに思ったものの、個人的にはこちらのほうがもっとつらいという気がする。
本を読んだ知識だけではまだまだなので、今度はテレビなどの映像で知識を補完していきたい。
参考:ヤフーの化学物質過敏症のカテゴリ
参考:化学物質過敏症支援センター←要チェック!一番のおすすめページ。
参考:シックハウスを考える会
参考:住まいの科学情報センター
('02年04月20日制作)