・ 6月2日 ■国立感染症研究所 被災地・避難所の感染症対策における衛生昆虫の問題点
これら腐敗した魚介類を好んで餌とするハエ類が大発生し、5月中旬から大きな問題となりつつあります。
このような自然災害において、初夏から晩秋にかけて、衛生昆虫類がどのように発生し、実際、感染症の発生に関わる可能性があるのかを以下に概説します。
http://idsc.nih.go.jp/earthquake2011/RiskAssessment/20110602musi.html
(11/06/14追加)
6月2日 ■朝日2日 農地汚泥の無害化実験 宮城
津波で海底から打ち上げられた汚泥に含まれる金属類が土や水に溶け出さないようにし、農地を復旧しようとする実験を宮城県名取市の農家が始める。
津波被害を受けた田畑の土壌に特殊な堆肥を混ぜて、塩分や油、アルミニウムなどの金属類を無害化する試みだ。→ より詳しく (11/06/03追加)
6月2日 ■朝日2日 津波で上陸した海底有害物調査 東北大、浸水域で開始
三陸沖の海底にたまっていた重金属や有害物質が津波で陸上まで運ばれた可能性があるとして、東北大が1日、調査に乗り出した。→ より詳しく (11/06/03追加)
5月31日 ■アサヒ芸能6月9日号 5月31日発売 猛毒PCBが津波で流出していた! 『体内に入ると内蔵、皮膚が破壊される』
福島第一原発の放射性物質の流出事故に隠れ、ほとんど報じられていない事故がある。
有害化学物質「PCB(ポリ塩化ビフェニル)」の流出だ。
かつて「カネミ油症事件」を引き起こしたこの猛毒物質は、いったいどんな状況になっているのか。→ より詳しく (11/05/31追加)
5月30日 ■アエラ6月6日号 5月30日発売 「放射性ヘドロ」が増殖 人喰いバクテリアの恐怖
放射能に汚染されている恐れがあるとして、福島県の沿岸に放置されている大量のヘドロ。これが深刻な感染症を引き起こす。
震災による大津波で、被災地の沿岸部には大量のヘドロが海底から打ち上げられた。
岩手県や宮城県では順次撤去作業が進んでいるが、福島県だけは、ほとんど手付かずの状態が続いている。その量は推計で約500万トン。
福島第一原発からの放射能に汚染されている可能性が高いとして、通常であれば単なる「土砂」に過ぎないものを環境省が埋め立てなどで処分することを認めていないからだが、この「放置ヘドロ」が医療関係者の間で大きな問題になりつつある。→ より詳しく (11/06/02追加)
6月7日 ■朝日8日 下水汚泥焼却灰「飛散の可能性」江東の市民団体指摘
下水処理施設の汚泥や焼却灰から放射性物質が検出されている問題で、江東区民らでつくる市民団体と神戸大の山内知也教授(放射線計測学)が7日、都庁で記者会見し、同区の荒川河口近くにある汚泥処理施設から放射性物質を帯びた焼却灰などが飛散している可能性があるとする見解を発表した。→ より詳しく (11/06/10追加)
6月6日 ■朝日6日 放射能汚泥行き場なし 下水処理施設
福島県に続き、東日本各地の下水処理施設の汚泥から相次いで放射性物質が検出され、影響が広がっている。国は処分できる明確な基準を示せず、行き場のない汚泥や焼却灰はたまる一方。
セメントの原料などとして再利用できるはずが、受け取りを拒否する業者が相次いでいる。→ より詳しく (11/06/08追加)
6月4日 ■朝日5日 我ら塩害に強いんです 田畑にトマト・トウモロコシ・ヒマワリ
津波で浸水した畑で塩分に強いトマトを栽培し、農地の復興につなげる試みが宮城県岩沼市で始まった。
4日、東京から来たポランティア47人が、約500株の苗を植えた。→ より詳しく (11/06/08追加)
6月4日 ■朝日4日 格闘 腐った魚5万トン 石巻漁港
東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた宮城県の石巻漁港で、腐った魚類や加工品を捨てる過酷な作業が続いている。
その量、5万トン近く。連日の分別作業に当たるのは、加工会杜などを解雇された人々だ。 → より詳しく (11/06/08追加)
6月3日 ■朝日3日 宮城の津波浸水地、基準の2倍超すヒ素
東日本大震災の大津波で浸水した宮城県内の土壌について、神戸大などのグループが有害物質による汚染状況を調べたところ、基準の2倍を超えるヒ素が検出された。
表土から出ている傾向があるため、津波で運ばれてきたとみられる。
通常でも検出されることのあるレベルだが、がれき撤去作業などの際に吸い込む恐れもあるため注意が必要という。→ より詳しく (11/06/05追加)