アトピーQ&A2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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Q4ヶ月の男児、顔がカサカサしているので薬局で買ったアトピコという乳液をつけているがこのまま続けていいか。

またニンニク風呂がいいと聞いたが。


まだ幼いのでこのようなステロイド以外のものでコントロールできると思います。

ふつうのワセリンやオリーブオイルでも結構です。

基本的には入浴剤は勧められません。

ニンニクエキスは血行をよくするのでアトピーにはよくありません。

気分転換に入浴剤を使うときは後でよく流しておきましょう。


Q 8ヶ月の子供、アレルギー反応で卵白と牛乳に反応有り、今後の離乳食の進め方、および生活上の注意は。


粉ミルクにはカゼインなどの牛乳の成分が入っているので、牛乳アレルギーの子には低アレルギーミルクのMA-1やエピトレスといった特別なものがあります。

離乳食は症状があるなら1歳までは卵、牛乳を制限し代替食を考えてください。

湿疹が出ているときの外遊びは強い紫外線に注意してください。

ワセリンで保湿することは悪いことではありません。

赤ちゃん用のスキンローションでもいいでしょう。

Q 46歳の女性、かゆみを防止するために風呂上がりに全身にベビーローションをぬっている。部分的に失神があるとき、塗り薬とローションを塗り分けなければならないのか、それとも重ね塗りして良いのか。


ローション程度で済んでいるのならそれでいいでしょう。

入浴後には油分の多いものを塗りますが、湿疹部分のところは薬と重ね塗りしてかまいません。

Qステロイドに変わる外用薬があると聞いたが。


現在のアトピー性皮膚炎の治療はステロイド外用剤が中心で症状に応じてふさわしいランクのものをふさわしい場所に使い、そして離脱する、最終的にはワセリンまで持っていくというのが基本だと思います。

最近免疫抑制薬のタクロリムス(商品名プロトピック)という薬の外用薬が市販されました。

ステロイドの使いにくい顔面などに使われて効果を上げています。

ただ免疫抑制薬ですからよく主治医と相談して使ってください。

Q 10ヶ月の男児、アレルギー検査は陰性であったが、体部と耳がガサガサで、耳は亀裂で出血を繰り返している。

今後アトピーになる可能性もあるのか。


検査が陰性だから原因でないとかアレルギーでないとかはまったく言えません。

すでに“耳切れ”があるのでアトピー性皮膚炎を発症している可能性があります。

10ヶ月ともなればそろそろダニのアレルギーを持つようになるので環境整備をしっかりやって予防するようにしてください。

Qアトピー性皮膚炎と水泳について聞きたい。


アトピー性皮膚炎の小児の皮膚は外部からの刺激に弱く何でも悪化の原因になります。

プールの塩素とかその他の成分によって皮膚炎が悪くなる可能性があります。プールから出たらすぐにシャワーを浴びるとかの工夫が必要です。

それでも悪化するようなら止めてください。