ミツバチはポリネーター | 化学物質過敏症 runのブログ

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・ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議より
http://www.kokumin-kaigi.org/kokumin03_53_07.html

・ミツバチはポリネーター
ミツバチは、幼虫の餌として蜜や花粉を集め、その過程でオシベの花粉をメシベに運び受粉をおこなうポリネーター※です。

ミツバチは、農業そして自然界で以下の二つの重要な役割を果たしています。
●ミツバチの役割
1.農作物の受粉(交配)―農業生産性の向上
 農業現場では、イチゴやブドウなどの果物やトマト、ナスなどの野菜(果菜類)の果実を実らせるための受粉や、翌年の種子確保のための受粉を、主としてミツバチに依存しています。

万一、ミツバチがいなくなれば農業は壊滅的な被害を受けることになるのです。

もちろん、蜂蜜やプロポリスなども食卓から消えてしまいます。
2.樹木や野の花の受粉―植物多様性の維持
 自然界では被子植物(花の咲く植物)のほとんどが野生のミツバチやマルハナバチなどのポリネーターに頼って種子を作り、次世代を残しています。
ミツバチは受粉によって植物の多様性を維持し、森林や里山などを豊かで安定した生態系にする役目を果たしています。
●ミツバチは指標生物―環境異変を知らせる
 環境が悪化した時そのことを知らせる生物を指標生物といいます。

ミツバチは指標生物です。

しかもミツバチは女王バチを中心とする社会生活を営み必ず帰巣するので個体数の増減が分ります。
特に飼育されているミツバチによって、飼育者はミツバチの環境の良否を判断することができます。

現在ミツバチに起こっている大量死は、ミツバチの生息している生態系の重大な異変を警告しているのです。
 問題となっているネオニコチノイドが、ミツバチだけでなく環境中の生物、特に多様な昆虫とその個体数を減少させ、生態系を崩壊させつつあるのではないかと思われます。
  ※ ポリネーター(花粉媒介者)にはミツバチ類だけでなく、ハナバチなどのハチ類、ハナムグリ、ハナカミキリ、チョウ、ガなどの昆虫がいます。