講演;シックハウス症候群と化学物質過敏症 | 化学物質過敏症 runのブログ

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わかりやすい区別はシックハウス症候群はその部屋や建物から離れると症状が出ない。

化学物質過敏症はごく微量のナノ単位でも反応する。

化学物質過敏症はまだ未解明の部分が多く他の人に理解されにくいのが一番の問題である。

特に幼い子供は先生や友達にわかってもらえないから引きこもりとか不登校が深刻化している。


厚生労働省の見解では以下のごとく記述されている。

「アレルギー性と中毒性の両方にまたがる疾患、あるいはアレルギー反応と急性・慢性中毒の症状が複雑にからみあっている疾患であるといえる。

過敏という名が示すようにごく少量の物質にでも反応する点ではアレルギー疾患に似ている。

最初にある程度の量の物質に暴露するとアレルギーでいうところの「感作」と同じ症状が出る。

2度目に同じ物質をごく少量でも暴露されると化学物質過敏症をきたす。

また、2度目に異なる物質に暴露されても症状が出るがこれは多種化学物質過敏症と呼ばれる。

一般のアレルギー疾患の花粉症でもスギがダメな人は松でもブタクサでもダメというのに似ている。」


runより:厚生労働省の見解について私の講演で少し訂正をしました。

最初にある程度の量の物質に暴露するとアレルギーでいうところの「感作」と同じ症状が出る。

2度目に同じ物質をごく少量でも暴露されると化学物質過敏症をきたす。」の部分ですがこれは「化学物質アレルギー」という疾患で化学物質過敏症とは異なる疾患である事。

化学物質アレルギーは1つの化学物質においてのみ反応する疾患で自律神経の反応は正常である事。

化学物質過敏症と多種化学物質過敏症に明確な区分けは実は無い事。

化学物質アレルギーはアレルギー体質と関係無く発症し、シックハウス症候群の入り口と考えられる事。

化学物質アレルギーから自律神経が冒されるとシックハウス症候群になる事。

以上を訂正として話しました。