・意見対象(2)職場における受動喫煙防止に係る具体的対策のあり方について
【意見 分煙ではなく完全禁煙とすべきこと】
分煙による受動喫煙被害について、発表いたします。
事業者が一応喫煙室を設置している場合であっても、中のタバコ煙がドアの開閉により漏れたり、空調を通じて漏れたり、また、喫煙室の濃厚なタバコ煙が喫煙者の衣服や呼気に残留していて(PPT8~13)、同じフロアにいる従業者に受動喫煙被害を与えているといった相談事例がしばしばあります(PPT4 後半、PPT6 後半)。
【相談事例 喫煙室が設置されている事例 相談メールの抜粋】
④平成21 年(2009 年)12 月の相談メール(20 代女性 大手証券会社)
私が勤務する3階フロアーは、業務フロアーに喫煙所があります。
一応、ドアがついており、孤立したスペースになってはいるのですが、絶えず人が出入りしている&空調の都合か匂いがかなりの勢いでもれてきます。
それに加えて、私の部にいる人がひどいときは10分に1回の割合でタバコを吸いに行くので、彼自身からのにおいもきつく、正面に座っている私は耐え難いものがありました。
もともと私はひどい偏頭痛もちで、頭痛がひどいときなどは本当ににおいに耐え難く、吐き気をもよおすほどでした。
毎日タバコのにおいと、喫煙所に出入りしている無神経な人を見ると
ストレスが増していき、以前にもましてタバコの煙に敏感になってしまいます。
退職を考えざるをえません。
部長からの回答は きっと喫煙所の廃止は難しいと言っていました。
なぜなら、喫煙者全員の同意を得なければいけないし、分煙ということでわざわざ作ってるからという やはりあまりこちらの状況を理解していない答えのように感じました。
せっかく頑張って働いたのに、タバコでやむなく退職、その上もらえるはずであったお金ももらえなくなるのはとても悲しいです。