・【相談事例 分煙されていない事例 相談メールの抜粋】
①平成20 年(2008 年)の相談メール(30 代女性 広告業)
現在、東京千代田区にあるワンフロアのオフィスで仕事をしています。
(社員9 名、うち5 名が喫煙者。私も含めた非喫煙者も過去に多少の喫煙歴有)入社の際には禁煙・分煙を重視し、2004 年3 月に分煙であったこの会社に入社。
当初は部屋ごとの分煙(禁煙の部屋で吸う人もいましたが…)でしたが、2006 年3 月に現在のワンフロアの職場に移転。
部屋の真ん中に本棚を置いただけで「分煙」ということにされ それ以来は仕事中、喫煙者(営業)が外出しない間ずっとタバコの煙を吸わされることになりました。
昨年2007 年夏くらいからたばこのニオイに強い不快感を覚え、秋になる頃には咳・頭痛・目や咽の痛み等、明らかな体調不良を感じていました。
12 月にはタバコの煙に耐えていたことで倒れて過呼吸をおこし、年末にも社内でタバコ煙に耐え切れなくなって倒れ動けなくなりました。
上司から病院へは行くなと言われましたが、自分ではどうしようもなく今年1 月14 日に病院を訪れたところ典型的な受動喫煙症であると診断を受けました。
病院で診断を受け、1/16 に社長に直接この診断書を提出し症状を説明、室内の禁煙を要望しました。
「職場における喫煙対策のためのガイドライン」も渡しています。
医師からも現在の不完全な分煙から完全分煙または完全禁煙にするよう、診断書にも記載していただきましたが、喫煙者である社長には全く聞き入れてもらえず「そんな診断をする医者がおかしい」「気持が弱いから、嫌いだと思いこむからそうなるんだ」「タバコぐらい耐えられない方が悪い、それくらいのことで騒ぐようではこの先どんな仕事だってできるわけがない。」等々、様々に罵られ、「分煙?法律?知っているが守らなくたって捕まるわけじゃない。
誰かが逮捕にでもくるのか」と言われ診断書は突き返されました。
結局社長や上司に訴えても状況は何ひとつ変わらず、他に自分でできることはないかと必死に考え、1/22~23 日に喫煙者全員にひとりひとりに頭を下げて回り「受動喫煙症と診断されたこと、極力室内で吸わないで欲しいこと」をお願いして回りました。
「もしかしたら、まだ会社を変える手段があるんじゃないか、喫煙者の人もちゃんと話をすれば少しは解ってくれるんじゃないか」そう希望を持ちながら行動しましたが、結果はほとんど無駄でした。
翌日からもタバコで咳が止まらなくなった私の前で吸い続けていました。
その後も、諦めずに社長にもう一度掛け合いましたが全く相手にされません。
部屋中にタバコのニオイが充満して苦しく、逃げ場もありません。
ここまで自分でできることは、思いつく限りやったつもりですが他にどうしたらいいのか、まだ他にできることはないのか考えながらも日を追うごとにタバコの過敏度が増し、体調も悪くなっていく現状です。
でも流石にそろそろ何をやっても無駄だということがわかりました。
毎日毎日、受動喫煙を強制され続けており、日々悪くなっていく体調を考えればすぐでも退職の申し出をするべきかと感じています。
(友人や家族からは早く辞める・逃げるのが最良だと日々言われています。)