アセタミプリド 厚生労働省HPより3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・(エ)日本において生産された作物が諸外国へ輸出される場合を考えると、今回の改訂基準では、ほとんどの国の基準を満たさない。

すなわち、事実上、日本の作物の多くは、輸出不可能となる。海外でも人気の高い高品質の作物を輸出向けに生産しようとする農家の不利益となる。
(オ)過去数年間に散布されたアセタミプリドが代謝産物も含めてどの程度環
境中および作物中に残留蓄積されているかについて、最近のデータがない。日本の果物、野菜の生産の多くは、山梨、長野、群馬など内陸の水源地に近い場所で行われており、これらの自治体ではアセタミプリドの使用量が多い。土壌への蓄積および水道の原水へのアセタミプリド混入はすでにおこっていると考えられる。

早急に現状の調査を行い、アセタミプリド残留基準見直しの資料とするべきである。

予防原則からすれば、環境アセタミプリド汚染がないことが確認されるまで、アセタミプリド残留基準値は暫定的に低い値に設定するのが適切である。
(カ)食品残留アセタミプリドによる中毒が強く疑われる患者の発生がみられる。

現行のアセタミプリド使用基準に従って作られた作物が原因である可能性
があり、今回提案された残留値では、今後の患者の発生を抑えることは困難と
思われる。
2-2 命令書の案の一部を以下の変更案のように改定すること。
命令書の変更案
アセタミプリド(殺虫剤)
食品名 残留基準値
(変更案)
ppm
食品名 残留基準値
(変更案)
ppm
小豆類 0.4 きゅうり 0.5
えんどう 0.4 かぼちゃ 0.5
そら豆 0.4 しろうり 0.5
らっかせい 0.4 まくわうり 0.5
その他の豆類 0.4 その他のうり科野菜 0.5
ばれいしょ 0.05 たけのこ 0.01
さといも類 0.05 オクラ 0.01
かんしょ 0.01 しょうが 0.01
やまいも‘ 0.05 未成熟えんどう 0.6
こんにゃくいも 0.05 未成熟いんげん 0.6
その他のいも類 0.01 えだまめ 0.6