芳香過敏症2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・2. 患者に見られる症状は? 制約は人によって異なります。

激しい頭痛や吐き気、あるいは錯乱状態を体験する人もいれば、喉が絞めつけられたり、呼吸困難になったりする人もいます。

原則的にケースバイケースで判断してください。

頭痛
吐き気
呼吸困難
しゃがれ声、または失声
集中困難
唇や皮膚のヒリヒリ感
筋肉、関節の痛み

3. どのような刺激物が影響するのでしょうか? 相当数の刺激物によって職場に問題が生ずることもありえます。

全般的に刺激物を認識することができても、その個人または医師が知りえたすべての刺激物のリストを提供することは現実的ではないこともあります。

香水、オーデコロン、アフターシェイブ・ローション、香料入りのハンドローションなど。
クリーニング溶剤
ランドリー用品
アロマキャンドルとポプリ
消臭剤

4. 患者の機能障害や職務遂行能力について、医師からの説明文書は出されていますか? 事業主は、ある人が障害または実質的な制約をもっていることや、環境整備が職場で必要になってくることを認めさせる合理的な情報を求めることが可能になります。

5. 医師に禁止されている事項はありますか? 医療上の制限を受けていないかもしれませんが、症状や制約を引き起こすとわかっている刺激物は避けるように、と医師から指示されている場合があります。

職業や職務に特有なこと


1. 職業および役職は?


事務員
肉体労働者
販売
専門職
医療
教育

2. どのような職務を受け持っており、機能障害によって困難になるのはどのような仕事か? 例えば、会議に出席することや、同僚の近くで働くこと、洗浄製品を使うこと、またはトイレに入ることに困難を伴いますか?

3. 職務課題は典型的にどう遂行されるか 仕事を行う上で、選択しうる方法はありますか?

4. 刺激物が特定された場合、それを就労環境から除去するか、毒性の少ない製品または方法に置き換えることができますか? 例えば、習慣的に使用している洗浄製品で不具合が生じている場合、無香料洗浄製品を使用することができますか? または、同僚が芳香剤をつけるのを止めない場合、従業員はお互いが接近して作業することがないように、就労環境の配置を変更することができるでしょうか?

5. (もしあるとすれば) すでにどんな環境整備が実施されていますか?

6. その環境整備は効果的でしたか?なぜ効果的だったかあるいは効果的でなかったのでしょうか?

7. 管理職職員や、場合によっては同僚職員への教育は必要か? 患者の職務に影響を与える機能障害などについての一般的な教育が、職場環境の改善につながることがある。

そうした教育は、障害および機能的制約のある障害者だけを選び出すために利用されるべきでありません。

職場で芳香過敏症に対応することは困難なこともあります。

JANには、芳香にさらされると健康上のリスクが生じるということを認識しない、または信じない同僚や管理職の無知に失望する、という意見が従業員や事業主からしばしば寄せられます。

結果的に、敵対的な就労環境が生じることにもなります。

芳香剤に敏感でない従業員が、芳香の臭いが症状を生むのではなく、むしろ製品の化学成分が引き起こす可能性があることを理解することは重要です。 芳香過敏症の従業員は実際に芳香が香る状態を好んでいるかもしれませんが、刺激物にさらされた瞬間にある種の反応に直面することになります。

同僚は、彼らが好む香水やコロンの使用を停止する要望が出された場合、感情を害することもあります。

芳香剤を過剰に使用したり、同僚の作業場に吹き掛けたりするなどの嫌がらせは、しばしばそうした要望に呼応して生み出されるものです。

人や室内空気の質に対する芳香剤の影響について従業員を教育することは、いやがらせを軽減するのに役立つことになります。