runより:芳香過敏症とは日本には無い言葉です。これはアメリカの文献です。
化学物質過敏症に有益と見なして記載します。
・Job Accommodation Network
芳香過敏症患者への職場環境整備案
過去数年間、JANは芳香過敏症に関して、およびその職場環境整備に関して情報を提供してきました。
化学物質過敏症、環境病、過敏症および呼吸障害に関連するケースは着実に増加してきています。
JANのコンサルタントは、それらのケースの中で芳香過敏症が最も一般的な問題であることを知りました。
JANのケース情報データベースの「fragrance」という単語の検索結果から、1992年以降、嗅覚に関連するケースが明確な増加傾向にあることがわかりました; 1992~1995年のケース数は37件であったのが、1996~2000年は567件となっています。
JANは、芳香過敏症が診断可能な症状かどうかということに対して関知しません。
コンサルタントは、芳香過敏症の問題でJANに問い合わせをする人の数を見て、芳香過敏症を持つ労働者に対する環境整備には、この問題に特化した環境整備情報を提供することが必要であると、認識しています。
職場で化学物質に晒されることが公衆衛生の関心事となりつつあるため、芳香過敏症の人に対する環境整備は、他の従業員にとっても有益となると考えられます。
(中略)
下の質問は、環境整備に該当する状況を明確化する上で役立ちます。 質問は決して広範囲なものではありませんが、環境整備プロセスに入れる場合に詳細な情報を入手するガイダンスとして利用することができます。
診断と医学的条件
1. 従業員は医師の診断を受けていますか、または医学的症状がありますか? 従業員は症状または制約を持っている可能性がありますが、はっきり限定した診断はないかもしれません。 このような質問をする場合、この種の情報がどのように扱われるか考えてみることです。 医師の診断よりも、以下に挙げるような従業員の症状および制約を知るほうが重要な場合があります。
喘息
アレルギー
化学物質過敏症(MCS)
環境病(EI)
片頭痛
その他