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・Florig およびHoburg(1990)は、三次元のコンピュータモデルを用いて電気毛布から生じる界の特徴を解析した。人体モデルの界の最大、最小、体積平均界が、毛布の種類による関数、人体のサイズ、人体と毛布の間隔、体外側位置などの幾何学的因子によって示されている。

報告によると、毛布が発熱すると、平均で、毛布から最も遠い場所の人体の側面で、10 分の数μT、毛布から直近の人体の側面で数十μT の範囲の磁束密度が形成されている。Wilson 等(1996)は、家庭および研究所においてスポット測定を行った。

報告によると、ばく露電気毛布によって全身にばく露する平均磁界は、13μT である。

更に最近、8 時間の測定によって、Lee 等(2000)は電気毛布を一晩中使用した場合、時間加重平均の磁界ばく露は0.1~2μT の範囲であると予測している。
多くの電気製品は広範囲の高調波を発生していることに留意すべきである。

界のスペクトル分布が不明である場合、広い周波数帯域から測定結果の解釈に誤認を発生しかねない。

電気製品の界の測定を解釈する場合のもう一つの問題は、界の空間的、時間的に大きな変化に起因する可能性がある 。