アトピー性皮膚炎診療ガイドライン4 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・1534 日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会
図3 アトピー性皮膚炎:治療の手順
アトピー性皮膚炎診療ガイドライン
確実な診断
現病歴・既往歴、罹病範囲や重症度の評価(患者および家族の精神的苦痛も含めて) 、治療ゴールの説明
*1保湿性外用薬、外用法の具体的な説明、適正治療に向けての患者教育
*2寛解導入療法痒みや炎症をすみやかに軽減する
・ステロイド外用薬
・タクロリムス軟膏
*3
寛解
(なんら徴候や症状がない
*4
寛解維持療法
(症状が持続、あるいは頻回に再燃を繰り返す場合)
・再燃の徴候があらわれたら、症状の拡大増悪を防止するために
早期にタクロリムス軟膏を使用する
・ステロイド外用薬は、悪化した症状に応じて間欠的に使用する
*5
重症・最重症・難治性状態
・ランクの高いステロイド外用薬
・シクロスポリン内服
・ステロイド内服
・紫外線療法
・心身医学的療法
合併症治療
・細菌感染治療:
抗菌薬の内服
あるいは外用
・ウイルス感染治療:
抗ウイルス薬の
内服あるいは外用

保湿性外用薬の継続

補助療法
・抗ヒスタミン薬/抗アレルギー薬の内服
・増悪因子の除去
・心身医学的療法

*1~5は症状として行ったり来たりする