ミツバチが生態系異変を警告!3 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・ネオニコチノイド系農薬
一般名: 有効成分 用途など 開発企業名
(商品名)

イミダクロプリド 野菜の定植時に植穴処理 バイエル
(アドマイアー、メリット)アブラムシ、コナジラミ
、ミナミキイロアザミウマなどの
長期的防除
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アセタミプリド 果樹、野菜などのコナガ、ツトガ 日本曹達
(モスピラン、 タマゾウムシシロアリ
マツグリーンアブラムシ、 タマゾウムシシロアリ
 イールダーSG、アリベル) 駆除、松枯れ対策、
-------------------------------------------------------------ジノテフラン カメムシ、ウンカ、コナジラミ 三井化学
(スタークル) 、アブラムシ、シロアリ駆除
-------------------------------------------------------------チアメトキサム アブラムシ、コンジラミ、コナガ、 シンジェンタ
(アクタラ) ハモグリバエなど防除
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ニテンピラム 稲のウンカ、野菜のアブラムシ、 住化武田農業
(ベストガード) 動物用医薬品
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クロチアニジン カメムシ、ヨコバイ、アブラムシ、 住化武田農業
(ダントツ) ミカンハモグリガなど防除 バイエル
------------------------------------------------------------- この農薬のひとつ、イミダクドプリドの大量投与で、人でも振戦、瞳孔機能障害、低体温などのニコチン類似の影響、疲労、引きつけ、けいれん、呼吸筋を含む筋の脱力うつ、引きこもり、自殺などの原因となる可能性も指摘され、実際に人の被害例も報告されている。シロアリ駆除剤としてハクサンFL
(商品名: 有効成分としてイミダクドプリドを含む)
を散布した女性が散布日から室内で刺激臭を感じ、3日後、顔面から前胸部にかけて淡紅色斑点、まぶたの腫脹、心悸亢進や不安感が現れた。

また、2004年春には群馬県の松林で大型散布車からマツグリーン液剤2の100倍希釈液が地上散布された後、化学物質過敏症患者や周辺住民から、胸の痛み、不整脈、頭痛などの体の不調の訴えがあり県や市は散布を中止した。
 動物実験では、妊娠したウサギに投与すると、流産の増加、異常な骨格をもつ仔が増加した。

またラットの2世代試験では生まれた仔が小さかった。

ネコでは、既存の皮膚疾患を悪化させた。

さらに、イミダクロプリドを含むネコのノミ駆除剤を、子ネコの首の後ろに指示量以上に使用した結果、死亡、こん睡状態、運動失調、嘔吐などがみられたという。

昆虫に選択的に毒性を発揮し、人などほ乳類には比較的毒性は低いとされているが、人の被害が表面化するのはこれからかもしれない。