ミツバチが生態系異変を警告!2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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農薬ネオニコチノイド説

2002年度の時点で、すでに7種類のネオニコチノイド系殺虫剤が国内市場に流通しており、日本茶もネオニコチノイドにすでに高濃度に汚染されているのではないかと言われている。
▼なぜ「ネオニコチノイド」が危険?
 ネオニコチノイドとは、新しい(ネオ)ニコチン様物質という意味だ。

この農薬の恐ろしさは大きくわけて3つある。

無味無臭で半径4キロに拡散(通常は100mぐらい) すること、水溶性なので作物に多く吸収され洗っても落とせないこと、そして、毒性の恐ろしさが、“神経毒”であることだ。

毒性については、タバコに含まれているニコチンに似た作用を持ち、構造的に似ているので、それをモデルに作られたという。

この農薬は昆虫の中枢神経に働きかけ、その影響は神経の異常興奮と麻痺、時には死に至るとされている。

有機リンが神経伝達物質であるアセチルコリンの分解酵素を働かなくさせる一方で、ネオニコチノイドはニコチン性アセチルコリン受容体に結合して神経伝達を阻害する。

註)重要な神経伝達物質のひとつ“アセチルコリン”は、昆虫では中枢神経の主な神経伝達物質であり、ヒトを含む哺乳類では筋肉を支配する神経系で主に使われ、さらに中枢でも大脳皮質や海馬など広範な部位に存在する。

昆虫類とヒトのニコチン性アセチルコリン受容体は類似構造を持っており、そのため、ネオニコチノイドのラットへの毒性や受容体結合性は昆虫に較べ低いが、ヒトに影響がないという保障はない。