青山美子医師訪問記2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・農薬が学級を崩壊させる?
青山医師は3人の患者さんの実例を示された。2人は小学生で、母親が医院まで来て説明してくれた。

もう1人は若い主婦であった。

A君は小学1年生のときに集団生活ができず、喧嘩をしては学級担任を手こずらせ、学習も進まず、いわゆる特別学級に行くよう強要されていた。

青山医師も「あの頃は確かに少しおかしかったね」という事態であった。
ところが、青山医師の勧めで転校し、食事を変え、処方にしたがって解毒を進めると、3年生になった今では成績が優秀となり、クラスでも上位の方だという。

お母さんはテストの答案を何枚も持ってきて見せてくれたが、マルがいっぱいで90点、100点という結果であった。

適切に治療すればこんなすばらしい結果になるのに、まるで人でなしのように扱われている子どもが他に大勢いるのではなかろうかと心配になった。
小学3年のB君は隣接市の子どもだ。

1年生のときA君と同じように学級担任の手に負えず、とうとう両親が呼び出された。

校長、教頭、担任から、さんざんひどいことを言われ、特別の学校に転校するよう強要された。

両親はその会談に納得できず、余りにも理不尽だと思ったので、その夜抗議文をしたためたが、夫婦ともに教員だったため、結局出さず終いになったという。

その文章には学校当局のひどい仕打ちに怒っている両親の姿が映されていたが、自ら読ませるのはあまりにも酷だと青山医師が読んでくれた。

その子も今は3年生で、成績は本当のトップだという。

少し落ち着きがないところがあるが頭が良く、立派な作文の清書がカルテにファイルされていた。

青山医師は「うれしい」と連発した。
A君とB君の2例であるけれども、青山医師に言わせると、これは氷山の一角で、どこの学校でも本当にひどいことを言われる由。

それでは生徒も親も浮かばれない。

けれども苦しいと言っている子どもがいて、校庭への農薬散布を止めてくれと言っても聞き入れないとは、実は先生たちも思考力に障害を受けているのではないかと想像してしまった。


runより:A君の話はランナーけいさんの話と近いと思います。

思わず涙ぐんできました(ノ_-。)