ステロイド系抗炎症薬の副作用 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・wikipediaより
ステロイド系抗炎症薬の副作用(ステロイドけいこうえんしょうやくのふくさよう)では、医療現場で一般的に使用されるステロイド系抗炎症薬によって生じる副作用について解説する。

副作用として過剰な免疫抑制作用が発現することによる感染症、クッシング症候群、ネガティブフィードバックとして副腎皮質機能不全、糖新生の促進による糖尿病、骨量の減少に伴う骨粗鬆症、消化管粘膜におけるプロスタグランジン産生抑制による消化性潰瘍などが知られている。

しかし、気管支喘息においてステロイドを吸入で用いた場合にはステロイド剤は呼吸器系の組織に局所的に作用し、血中移行する量が少ないため副作用が少ない。

副作用の対応 [編集]
多彩・重大な副作用のうち、代表例を以下に列記する[1][2]。

副作用 対応と注意点

満月様顔貌 :ムーンフェイスともいう。

医学的には問題はなく、PSL10mg/day以下に減量すれば回復が見込める。

食欲の亢進によって単純に太ることもあるので気になる場合はカロリーの高い間食を避けることも重要である。

易感染性 :PSL20mg/day以上の投与で感染症のリスクは2倍以上になる。

早期発見と早期治療を行っていく。

感染症のリスクは投与量と投与期間に関係すると考えられている。

PSL単独で20mg/day以上を2カ月以上投与する場合や、他の免疫抑制剤を併用する場合はST合剤を用いた日和見感染予防投与が行われる場合もある。

予防投与は確立した投与量があるわけではなくST合剤100mg/dayなどが多い。

PSL単独で10mg/day以下ならば長期でも、PSL単独大量投与では投与期間が2週間以内であれば易感染性は起らないと考えられている。

ST合剤予防投与、早期発見モニタリング以外は風邪のシーズンに人込みをさけるといった程度で十分とされている。PSL単独10mg/day以下に減量したら抗菌薬予防投与を中止する場合も多い。

骨粗鬆症:3か月以上の投与の場合は骨密度測定により、有効な予防薬を投与する。

ビスホスホネートによって骨折の7割程度は予防できると考えられている。

仮に骨折が起ったとしても予防薬の内服で進行を予防することはできる。

ビスホスホネートの内服には留意点があり、起床してすぐの空腹時に、コップ一杯の水とともに服用し、速やかに胃内に到達させる。

口腔咽頭部に潰瘍を形成させる恐れがあるために噛んだり、口の中で溶かさない。逆流を防止するために少なくとも30分は横にならない。

水以外の飲み物や食物、他の薬剤と一緒に服用すると、吸収を抑制する恐れがあるといった点である。

ビタミンD製剤を併用することも多い。それはビスホスホネートが破骨細胞の機能を抑制する作用しかなく、骨芽細胞を活性化させるには原料となるビタミンDやカルシウムが必要であると考えられているからである。

その場合は血中カルシウム、尿中カルシウムをモニタリングする必要がある。T scoreが1.5以下、YAM80%以下でビスホスホネートは積極的な投与が必要である。

糖尿病 :用量依存性に発症のリスクが高くなる。食事療法をはじめとする糖尿病治療を行う。

これも減量によって改善が期待できる。

消化性潰瘍: NSAIDs併用時は消化性潰瘍の発生のリスクは4倍になるため、投与前に不要なNSAIDsはできる限り中止することが望ましいと考えられている。

併用時はPPIや胃粘膜保護薬を予防投与することがある。消化性潰瘍によって腹膜穿孔、腹膜炎が生じることもあるが、ステロイド投与時は症状がマスクされることもあるため注意が必要である。

動脈硬化、高脂血症 :ステロイド投与によって動脈硬化や高脂血症が進行することがある。

高脂血症が認められたら高脂血症の治療薬を用いる。

(自己免疫疾患は血管障害を合併することも多く、そのような場合は原病の治療となるステロイド内服を行った方が総合的には血管イベントは軽減できる可能性が高い。)


runより:私がステロイド剤を使用してるのは喘息防止と一過性の免疫低下により炎症を軽くする為です。筋膜炎、関節炎など「炎」がつく症状に効果的です