シックスクール問題の理解と対応のために岐阜県教育委員会10 | 化学物質過敏症 runのブログ

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(6)学校建物内での衛生害虫の防除についても、できるかぎり薬剤を使用しない方法で・・・日頃から、清掃等により衛生害虫が発生しにくい清潔な環境を保つともに、外部からの侵入経路を塞ぐよう配慮することが必要です。
① できる限り薬剤を使用しない方法(捕殺、侵入防止措置等)で防除を行う
…やむを得ず薬剤を使用する場合…
② 生息域を把握し、誘殺(毒餌、ホウ酸だんご等)、塗布(通り道、壁面への塗布等)をはじめ、散布以外の方法を検討する
※ 殺虫剤、除草剤と同様に、生息域を確認することなく、一律に薬剤を散布することは行わないようにします。

③ 適切な薬剤を使用する
殺虫剤(衛生害虫用に限る。)及び殺そ剤は、医薬品又は医薬部外品とします。
④ やむを得ず散布する場合であっても、散布区域及び使用する薬剤量を必要最小限にとどめる散布する場合は、上記(5)の④~⑧と同様に対処します。
⑤ 薬剤の使用方法、使用上の注意事項を遵守する
ラベルに記載された使用方法及び使用上の注意を守って使用します。また、混用に関する注意事項がある場合は、必ず守ります。

毒餌を使用する場合は、児童生徒の誤食・接触防止には万全を期すようにします。

(7)冬期に暖房機器を使用する際には、こんな配慮を・・・
閉め切った教室では、石油ストーブによる暖房はもとより、その他の暖房機器の使用による教室内の空気汚染が考えられます。

休み時間ごとに窓を開放し、十分な換気を行う必要があります。暖気は、
室内上部に上昇するため、欄間を開けると換気効率が高まります。
空気の流れをスムーズにするためには、できるだけ教室の対角線の2か所を開けると効果的です。
暖房機器の種類によっては、着火、消化時に不完全燃焼ガスが発生する場合があるため、注意が必要です。