シックスクール問題の理解と対応のために岐阜県教育委員会11 | 化学物質過敏症 runのブログ

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(8)小規模であっても、施設の補修時には、十分な配慮を・・・
安全面を含めた施設管理のために、校内の教職員による小規模な補修を行う場合についても、使用する材料(塗料、接着剤等の症状発生時含む)の成分を確認し、化学物質の低減化を図る配慮が必要です。

また、施工については、施工場所を事前に児童生徒に周知することをはじめ、施工時間帯についてもできるかぎり児童生徒への影響が少ない時間に実施する必要があります。

特に塗装については、施工後に十分な換気を行うことが必要です。

(9)理科室や保健室等の医薬品の保管についても徹底を・・・
実験用などの薬品の保管については、棚や容器の密閉性に配慮する必要があります。

ドラフトチャンバー※が設置してある場合は、その中で保管するとともに廃棄についても配慮します。保管状況については、定期的に学校薬剤師の指導を受けるようにします。

※ ドラフトチャンバーとは
薬品を用いた化学反応、装置を組んだ各種実験を行う際に発生する侵蝕性の高い有害ガスや悪臭が実験室内に流出
することなく、効率よく外部へ排出させることを目的とした装置