シックスクール問題の理解と対応のために岐阜県教育委員会8 | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

・教材、文具等
各教科等における学習や特別活動における諸活動等で、実験用薬品、接着剤、油性ペン等を使用する場合は、ホルムアルデヒドを含めた化学物質が発散する可能性があります。

これらの使用に当たっては、窓の開放や換気扇により換気を励行します。
※ 教科書についても、印刷用インク、製本用の糊等に化学物質が使用されている場合があり、これらに過敏に反応する児童生徒も想定されます。その際は、事前に天日干しを行う等の配慮が必要となるため、取次書店等に早期給付を依頼することも必要となります。

(3)床用ワックスの塗布については、こんな配慮を・・・
床用ワックスには、トルエン、キシレン等の化学物質が含まれている可能性があります。

製品の表示の確認や必要に応じてメーカーに問い合わせて含有物質を確認したり、天然系ワックスの購入を考慮したりするなど、使用に伴い発散する化学物質の低減化を図る必要があります。

また、塗布については、原則的に児童生徒不在時(長期休業中)に十分な換気のもとで行い、必要最小限の箇所にとどめるよう配慮します。

また、長期休業中に実施できない場合は、児童生徒への影響がない時間帯とするよう配慮します。ワックス塗布後については、十分に換気を行う必要があります。

(4)消臭剤については、こんな配慮を・・・
トイレの消臭剤には、パラジクロロベンゼンなど健康への影響が指摘されている物質が含まれている可能性があるため、ワックス同様に製品表示の確認や必要に応じてメーカーに問い合わせて含有物質を確認したりして、天然素材のものを利用するよう配慮します。