WHO公式文書より:「携帯電話とその基地局」1 | 化学物質過敏症 runのブログ

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健康への懸念
携帯電話利用者の莫大な数を考慮すると、健康への悪影響がたとえわずかであっても、それは公衆衛生に対して大きな意味をもつことになります。


この資料はそのような関心に向けてつくられました。
RF電磁界によって起こり得る健康障害を評価するときには、いくつかの重要な点を念頭に置かなければなりません。そのひとつは稼動する周波数です。現在の携帯電話システムは800から1800 MHz(メガヘルツ)の間の周波数域で作動しています。

よってRF電磁界を、X線やガンマ線のような電離放射線と混同しないことが重要です。電離放射線とはちがってRF電磁界が、体内で電離作用を起こしたり放射能を生じたりすることはありません。このことからRF電磁界は非電離放射線と呼ばれています。

曝露レベル
携帯電話端末と基地局とでは、かなり異なる曝露状況にあります。携帯電話利用者の
RF曝露は、基地局付近の住民のそれよりずっと高い値を示します。

しかし携帯端末は、近くの基地局とつながり続けるために使われる不定期な信号を除いて、電話を使っているときにのみRFエネルギーを伝えるのに対して、基地局は常に信号を送信しています。