化学物質過敏症と闘うオフィシャルサイトより
化学物質のことを知るなどして
化学物質過敏症を発症しないために、早期の対策をしていきましょう。
このサイトを通じ少しでも化学物質過敏症という病気があり、早期に予防していれば恐くはないと気付くきっかけになってもらえればと思っております
■早期対策について
まず、「化学物質過敏症」が自分の身に降りかかる可能性があることを前提として対処すべきだと感じます。
化学物質、それは20世紀後半に人間が便利さを求めて作り出したものです。そして21世紀の今日、地球上には約10万種を越える化学物質があると言われています。
今、この化学物質のせいで「化学物質過敏症」に悩まされている人が増加しています。
一度かかったら極く当たり前の社会生活ができなくなってしまうこともあります。
この病気は早く気付いて早く対策を取れれば、重くなることはそこまで無いと思います。
■化学物質過敏症は環境病
化学物質過敏症は身の回りに存在しているさまざまな種類の化学物質に反応して苦しむ環境病です。
人によって、化学物質を受け入れる許容範囲は違うが、それを超えると誰でも突然発症してしまいます。
「化学物質過敏症」を発症させる原因物質としては、ホルムアルデヒド、トルエン、有機リン系(クロルピリホスなど)、アセトン、アセトアルデヒド、ガソリン、ピレスロイド系、パラジクロルベンゼンなど、様々な物質があります。
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その原因となった化学物質以外の化学物質についても影響があるので注意が必要です。
激しい場合発症すると大脳辺縁系に障害をきたし、体を上手くコントロールできなくなります。
さまざまな症状が出るのも特徴ではないでしょうか。
一度発症すると、わずかな化学物質にも反応してしまい、普通の生活を送ることさえ、きわめて困難になってしまう可能性もあります。
現在のところ決定的な治療法も特効薬もないらしいのですが、自然治癒力を高めることで改善の道もあると聞いたこともあります。
■日本人も最近アレルギー体質の人が増加しています。
「化学物質過敏症」とアレルギーは同じではないようなのですが、かなり同質の部分もあると感じます。
自分でアレルギー体質だと思う人は家を建て直したり新築するときには注意が必要です。
新築後何ヶ月かは、たくさんの化学物質が空気中や建材からでますので気をつけてください。
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現在の生活環境から化学物質をゼロにするのは不可能です。
意識して、生活環境から化学物質の摂取量を減らす努力をして、「コップ」の水を増やさないように心がけることが大切です。
自分や家族の「コップ」の水がどの位なのかは分かりませんが、もう少しでいっぱいになる可能性は十分にある環境で生活していることは事実です。
あまり神経質になりすぎる必要はないですが、できるだけ注意して総摂取量を減らすことが「健康を守る」ことにつながると考えます。
まず、化学物質がどのように体内に入り、蓄積されるか。
蓄積された化学物質はどのように分解(解毒=デトックス)され、排泄されるか、メカニズムを知って対処することが重要です。
シックハウス症候群や化学物質過敏症になってしまうと治療法が確立されていませんので、自分で何とかするしかありません。