【4コマ】恋愛カウンセラー発!2匹ぐらし【コラム】 -6ページ目

【4コマ】恋愛カウンセラー発!2匹ぐらし【コラム】

カウンセラーの夫と自由奔放な妻のほのぼの生活。

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その22のタイトルは「すべりこみ」でした。

ゆうかちんは僕に隠れて、
よくこっそりおやつを食べてます。

どうやら、

「見つかると怒られる」

と感じているようです。

4コマまんが『2匹ぐらし』その22-3









実際のところは、

「また食べてるー」

と言うだけなのですが、
彼女の中での罪悪感が刺激されるようです。

似たようなことが会社なんかでもよくあります。

例えば仕事があまりない日で、
ちょっとダルいなぁと気を抜いている時、
上司が来た途端、頑張り始めたりしませんか?

合間に見てたインターネットのウィンドウを、
シャッシャッシャッと光速で閉じたりしませんか?

僕が以前勤めていた会社で、
上司がそれをやっていたことを思い出します。
あまりに挙動が不振なので、
周りの部下から冷たい視線を送られるんですけどね。

上司と言えど、怒られるような気がするんです。

これは昔々の、
子供の頃の躾(しつけ)時代の名残だったりします。

僕が覚えている母親のセリフでも、

「ちゃんとしなさい!」
「しっかりしなさい!」
「ピシっとしなさい!」

どれも同じような内容ですが、
この辺りの言葉は多かったように思います。

なぜそうしなければいけないのか、
それがわからない子供時代には、

ちゃんとしないと怒られる

ということだけ、感覚として残ります。
ひいてはそれが

仕事をちゃんとしていないと怒られる

に繋がるんですよね。

だからといって堂々とやってしまえば、
態度の悪い印象を与えてしまいます。
隠さずにいきましょう、というお話ではないですよ。

ただ、人は

自分に禁止していることを人にも求めてしまう

傾向がありますから、
「ちゃんとしなくちゃ」と思う人ほど、
周りにもついそう言ってしまうのです。

もし、あなたがうっかりしているのを見つかった時、

「何やってるんだ!
 お前はそんなんだからダメなんだ!
 いいか、働いて給料をもらうってことはだなぁ…」


とお説教を始める上司と

「いま見てたぞ~。
 俺も昔隠れてよくやったんだよな~。
 でもこういう時はな、
 こんなことやってみるといいんだぞ。」


という上司では、どちらについていきたいでしょうか?

僕は後者のような先輩に恵まれたことがありました。
当時は心の仕組みなどわかっていませんでしたが、
その先輩が何だか好きで、

 この人の力になりたい、好かれるよう頑張りたい

そんな風に思ったものです。

なので、もし誰かのそういう場面を見かけたら、
真っ先に怒ってしまったり、不満を抱えてしまう前に、

自分だったらどうされると嬉しいか

を考えてみるのも良いと思います。


ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ
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その21のタイトルは「おやつ」でした。
最近は非常食として用意したはずの、
レトルトカレーがいつの間にかなくなっています。

4コマまんが『2匹ぐらし』その21-4









よく「デザートは別腹」という表現がありますが、
僕はお腹が空いていないと、
あまりおいしさを感じられないんですよね。

それはおやつに関しても例外ではないので、
僕にとってはおやつも、

お腹が空いた時の食料

と言えるのです。

「小腹が空いたなー、でもご飯ってほどじゃないなぁ」
「お腹空いたけど、食材切らしてて何にもないなぁ…」
「腹減ったー、今すぐ何か食べたい!」

という時のために「非常食」として準備をするんです。
いざ!という時の、安心を用意しておくんですね。
そしてその、いざ!という非常事態には

4コマまんが『2匹ぐらし』その21-4









という悲劇がよく起こる、我が家でございます。
ちなみにこの視点をゆうかちんに変えると

4コマまんが『2匹ぐらし』その21-3









どうやら彼女が「非常事態」のようです。

でも、

非常事態、早すぎです。

そもそも僕も当初は特にしまったりせず、
リビングに何気なしに置いていたんです。

ただそうするとですね、
気づいた時にはなくなっていまして、
僕がお腹が空いた時に、

 あ、そうだ買っておいたあれがあるぞ

と思っても、
探せど探せど見つからないわけです。

 あれ?ないぞ、あれ?うふふ…

と、たびたび喪失感を味わったのです。
そして傷ついた僕が考えた行動が

4コマまんが『2匹ぐらし』その21-2









という方法なんですが、

「ひょっとしたら何かあるかも」と、

とってもポジティブな期待をもって行動する、
ゆうかちんには通じないようです。

4コマまんが『2匹ぐらし』その21-3









そして困ったことに、
そのポジティブな期待が時々かなってしまうのです。

ただ、発見した時の彼女の嬉しそうな顔と、
喜びようを見ると、何だか責める気にもなれません。

そこで逆に僕は

しまっておいたものがあるという、
期待を捨てて

生活しております。
そうすると自分が買ってきて、とっておくわけですが、
おかしなことに

あると嬉しいです。

ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ
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その20のタイトルは「アイスクリーム」でした。

ダイエットに陰りが見えてきたゆうかちんは、
買って来た練乳モナカをすぐさま食べていました。

僕はと言えば冷凍庫にしまいつつ、
その日の夜に食べました。

うちのアイス事情は相変わらずです。

4コマまんが『2匹ぐらし』その20-2









僕がなぜしまっておくかと言えば

「お風呂上がりに食べたい」
「蒸し暑くてたまらない夜に食べたい」
「お楽しみをとっておきたい」

といった理由があるわけでありまして、
決して漫画のキャラが「犬だから」ではありません。
物をしまう習性がないとも言いきれませんが…

さらに2人が食事をする時にですね、
僕はよく、あまり好きじゃない物から食べたりします。

嫌なものから片づけて、後はおいしく迎えたい。

そんな気持ちがあるんですよね。
この辺り、アイス事情と密接に関わってきます。

ところがです。

じゃあ「おいしくないもの」がある時に、
うちの妻、ゆうかちんはどうすると思いますか?

「うえ~、まずい」

彼女の口からその言葉が出たが最後、
その食事中、そのおかずを一切口にいたしません。
僕が「え~」というリアクションをとると彼女は

「だってまずいもん」

この一言で全てを済ませます。
何とシンプルな理由でしょう。

子供の頃というのは

「好き嫌いしちゃダメ!残さず食べる!」と、

親にも教師にも厳しく躾けられてきたものです。

僕はいまだに残すことを、
何か悪いことのように感じてしまいがちです。

なので、そんな自由な彼女を見ていると、

「むぅ…」
と、

時折、無理をしている自分に気づかされます。

その一方…

お風呂あがりの蒸し暑い夜。
とっておいたアイスを1人食べられる喜びは、
格別のものです。

待って待って待って、
耐えたからこそ得られるおいしさでもあるのです。

先に食べてしまったゆうかちんは、

「いいなぁ~」


という目でじっとこちらを見つめていますが、
僕はこのおいしさを独り占めするのでした。

ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ
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その19のタイトルは「1匹の朝」でした。
最近はダイエットにハマっているゆうかちんですが、
この回の頃は「セクシー」に余念がなかったようです。

4コマまんが『2匹ぐらし』その19-4









当時、彼女が突然「早起きする」と言い出しました。
それまでは2人とも深夜過ぎに寝ていたのですが、
24時前には寝て早朝に起きると言うのです。
僕が「なんで?」と訊くと、

「セロトニンを出すねん」

と、ゆうかちん。
何でも女性ホルモンを活発にする脳内物質で、
朝日を浴びることで分泌されやすいみたいです。

僕がたまに早朝まで起きている時のことです。
彼女はむっくりと起き出して来て、
寝ぼけまなこでおもむろに朝日を浴び始めました。
まるで光合成をしているようです。

「どう、セロトニン出てる?」
「あ~ 出てる気がするわ~」

という、へんてこな会話を繰り広げているのですが、
僕は2匹の、そんな何気ない日常や会話が大好きです。

最近は モチリン を出すべく頑張っていた彼女ですが、
次は何を出すのかと楽しみな日々です。


ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ
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その18のタイトルは「1匹の夜」でした。
最近は「勇者」としてではなく、
「風来人」として旅に出ています。
夜中におにぎりが見つからず、うなっております。

4コマまんが『2匹ぐらし』その18-3









そもそも僕はかなりのゲーマーなんですが、
そうすると、1つ困った問題が起きるんです。

ゲームプレイにおける家庭内危機

これですね。

今でこそ女性向けの商品も増えてきましたが、
僕と同世代やそれ以上の方で、
ゲームを好んでやる女性は少数派です。

ご多分に漏れず、ゆうかちんも僕と出会うまでは、
ほとんどゲームをしたことがありませんでした。

ゲーム中というのは、
ほとんど画面しか観ることがありません。
つまり、1人の世界に入ります。

この辺り、パソコンや仕事、
他の趣味でも一緒なんですが、

熱中しやすく、時間を忘れやすい

という点でゲームは厄介です。

そうすると女性陣からは、

「ちっとも構ってくれない!」
「一緒にいる意味がわからないっ!」
「私とどっちが大事なのっ!」

そんな声が聞こえてき始めそうです。
男性にはなんだか耳が痛くなるような言葉です。
ゲーマー男、もとい僕は思いました。

彼女(妻)が一緒にやってくれたらなぁ、と。

付き合い始めた当時、ゲームを一緒にしたいがために、
いかに面白くどんなメリットがあるのかを
熱弁かつプレゼンしたものです。

その甲斐あって「全くやらない」という状態から、
「面白そうなのは、たまにやってくれる」
ぐらいにはなりました。

ただ、いかにも男性向けなものや、
好みが強調されるゲームはやはり難しいわけです。

しかも1人用だったりすると元も子もありません。
ゲーマーな僕はもちろん、
そんな1人用のゲームもプレイしたいのです。

そうすると、困るんです。

まるで浮気するかのごとく、隠れてこそこそとやるか、
お願いして時間をもらうか、
そんな二択になってきたりします。

一番良いのは、
「お互いが好きなことをやる時間を作る」
とかなんですけどね。

ちなみに過去には

ゲーム中も彼女のことをかまう

というのも試してみたりしましたが、
これは、

ぞんざいに扱われている

という誤解を招きやすく、
著しく状況が悪化するためお薦めいたしません。

そうして僕は夜な夜な旅立ったりするのですが、
限界で力尽きてしまったりすると

4コマまんが『2匹ぐらし』その18-4









今度はゆうかちんが心配をしてくれたりします。

「そこまで時間を作ってやりたいのか…」

そんな風に思うのかどうかわかりませんが、
そんなに好きなら少しぐらいやらせてあげよう、
と思ってくれるようです。

そうすると日常生活の中でも、

「ゲームやってもいいよ、でも今日は早く寝てね」

と言ってくれるので、その気持ちが嬉しい僕は、
冒険の旅より妻との時間を大切にしよう、
と改めて思ったりするのでした。

ゲームじゅやちん
来週もお楽しみに!ヒヨコ