その18のタイトルは「1匹の夜」でした。
最近は「勇者」としてではなく、
「風来人」として旅に出ています。
夜中におにぎりが見つからず、うなっております。

そもそも僕はかなりのゲーマーなんですが、
そうすると、1つ困った問題が起きるんです。
ゲームプレイにおける家庭内危機
これですね。
今でこそ女性向けの商品も増えてきましたが、
僕と同世代やそれ以上の方で、
ゲームを好んでやる女性は少数派です。
ご多分に漏れず、ゆうかちんも僕と出会うまでは、
ほとんどゲームをしたことがありませんでした。
ゲーム中というのは、
ほとんど画面しか観ることがありません。
つまり、1人の世界に入ります。
この辺り、パソコンや仕事、
他の趣味でも一緒なんですが、
熱中しやすく、時間を忘れやすい
という点でゲームは厄介です。
そうすると女性陣からは、
「ちっとも構ってくれない!」
「一緒にいる意味がわからないっ!」
「私とどっちが大事なのっ!」
そんな声が聞こえてき始めそうです。
男性にはなんだか耳が痛くなるような言葉です。
ゲーマー男、もとい僕は思いました。
彼女(妻)が一緒にやってくれたらなぁ、と。
付き合い始めた当時、ゲームを一緒にしたいがために、
いかに面白くどんなメリットがあるのかを
熱弁かつプレゼンしたものです。
その甲斐あって「全くやらない」という状態から、
「面白そうなのは、たまにやってくれる」
ぐらいにはなりました。
ただ、いかにも男性向けなものや、
好みが強調されるゲームはやはり難しいわけです。
しかも1人用だったりすると元も子もありません。
ゲーマーな僕はもちろん、
そんな1人用のゲームもプレイしたいのです。
そうすると、困るんです。
まるで浮気するかのごとく、隠れてこそこそとやるか、
お願いして時間をもらうか、
そんな二択になってきたりします。
一番良いのは、
「お互いが好きなことをやる時間を作る」
とかなんですけどね。
ちなみに過去には
ゲーム中も彼女のことをかまう
というのも試してみたりしましたが、
これは、
ぞんざいに扱われている
という誤解を招きやすく、
著しく状況が悪化するためお薦めいたしません。
そうして僕は夜な夜な旅立ったりするのですが、
限界で力尽きてしまったりすると

今度はゆうかちんが心配をしてくれたりします。
「そこまで時間を作ってやりたいのか…」
そんな風に思うのかどうかわかりませんが、
そんなに好きなら少しぐらいやらせてあげよう、
と思ってくれるようです。
そうすると日常生活の中でも、
「ゲームやってもいいよ、でも今日は早く寝てね」
と言ってくれるので、その気持ちが嬉しい僕は、
冒険の旅より妻との時間を大切にしよう、
と改めて思ったりするのでした。

来週もお楽しみに!
