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九州福岡に焼鳥屋進出の記録

九州福岡に焼鳥屋進出の記録をつづっています。
焼鳥屋開業、独立を目指す方の参考になれば幸いです!

東京、福岡での飲食店開業に向けて参考になればと書かせて頂いています。


今日は飲食店の「利益の型」について少しお話しさせて頂きます。

今日のお話は福岡に問わず東京でも神奈川でも埼玉でも含まれることと思います。


利益の型を固められているか?! 

その時その時の時代の変化で利益の取り方が変わってくるということです。

今までは、お客様から頂いた売上から適正経費を差し引いて利益が残る、これ一択でした。

この一択以外の利益の型も柔軟に取り込んでいかないと生き残れません。


「利益が出始めてきている

     やり方を型として固める」


①コロナ前の利益の型


②コロナ中の利益の型


③コロナ後の利益の型


今は②の最中ですが、ここでの利益の型の大半は、

制限に準じた営業時間+国からの協力金+雇用調整助成金となると思います。


①で利益の型が上手く取れてない店舗は、

②でも利益の型が上手く取れてない店舗が多いです

この要因は、型を固められてないことにあると思います。


①で言えば、営業日数、営業時間、サービスの狙い、スタッフの働きやすさ、顧客への接し方など、

決まり事として型が固められてないことでお店が安定しない。利益が抜けやすい。


②でも同じことが言えます。

制限が掛かると、お店を開けたり閉めたり、時間も長くやってみたりお客様が来ないとすぐ閉めたり、スタッフも雇用調整があるものの、シフトカットしたり、帰らせたりと、目先の経費に目がいき過ぎて、雇用調整の本質であるコロナ中のスタッフの離脱防止、スタッフ力の維持に効果が出ていない


ここを雇用調整を上手く使いながら過ごすことで、③のコロナ後の利益の型が早く整ってきます。

むしろ、今は雇用調整金をフルに使い、スタッフの維持に全投資すべきと思います。


店の根底は働くスタッフあってのものですから、広告、食材、備品、設備うんぬん言う前に人にお金を掛けるべきです。


今現在、②の利益の型が上手く取れてないと③のステージになったとき利益の型は中々取れないことが予想されます。


制限解除→営業時間のフル稼働→お客様の欲求解消が一気に始まる→人が足りない→求人採用が取れない→店がフル稼働出来ない→お客様が離れる→協力金が枯れていく。


今、世の中に溢れる飲食店は、②の利益の型が取れている店舗と②の利益の型が全く取れていない店舗の二極化が大きくなっています。


③のステージに入った時、淘汰されていくお店が出てくることが本当に懸念されます。


制限解除まで時間は残りわずかです。

心待ちにしている人もいれば、どう立ち回っていこうか模索している人も多いと思います。


一つ確かなことは、今もお客様は日々、飲食店に沢山の人が来店しているということです。

お店を休んでいると世の中の事が狭く見え、どこも自分のところと一緒に思えます。一緒であって欲しいという気持ちも…。

そのため、先々の先見力が落ち、準備が遅れます。

うずくまっているうちに協力金、雇用調整金は終わります。

何も支援金が入ってこなくなってから、求人、お客様作りを一からやっていくのは、かなりの気力がいります。今、支援金が入ってきている気持ちに多少余裕があるうちに、③の利益の型を迎えるための準備をしていくべきです。そのための型です。


そのステージごとに「型を固める」

この繰り返しを身に付けると年間通して利益を残せますし、不安も解消出来ます。


たった1人の求人採用から、みるみるお店が奮起していった例も多く見ています。

まずは、次のステージ③のための求人採用、釣りのような思考で採れなかったらではなく、20万までは予算として試行錯誤しながら試す、今後のためにも求人内容を試しながら掛け続ける考え方を持つことも必要と思います。


お店もメニュー時短用にするなど、1人でも毎日定時で開けるなど、型を小さいところから手の届くところから作っていくことが大切です。

その型が時間の経過で固まっていくことで、③の利益の型の取っ掛かりが見えてくるものと思います。


飲食店開業の在り方が変わっていくなら、

利益の取り方も変わっていく。


多様化に対応していけるものが繁盛していける時代なのだと、このコロナ禍の2年で出店を重ねるお付き合いある飲食店オーナーをみて思います。



福岡県北九州市小倉駅近隣にて焼鳥屋開業までの経過をお伝えさせて頂いております。

前回は店舗取得についてのお話をさせて頂きました。

今回は飲食店店舗についてもう少し続きとしてお話ししてみます。


飲食店開業における総予算の資金割りの目安は、

■物件取得費用2〜3割

■内装工事費用6割〜7割

■その他備品、販促類1〜2割

となります。


私は上記の割合をみて飲食店に勤める人はナゼ独立開業を志さないのかなぁといつも考えます。

飲食の中身に対してのイロハをカラダで理解していて、お客様もその人自身についているのに、それに見合った生活までは出来ていない…ことが多い。


特に九州などは人の消費が多く商売しやすいのに家賃は安い、素材の良いものが手に入るも、外からの観光なり人の流入が多く数字がでやすい。

福岡北九州小倉の焼鳥屋開業までの道のり④ブログを読み返して頂くと福岡側での物件取得の手軽さが理解出来ると思います。


上の割合から、全体の半分以上を使う内装費用6割〜7割を半分で抑えられたら… そんなラッキーな話あるわけないでしょがあるのが、、飲食店開業だと思います。


物件取得も格段しやすい九州、駅前でも50万あれば取得できてしまうのに、見た目だけで手を出さないのが飲食店勤めの方でしょう。


飲食店で働く人の最大の強みは動けるカラダです。

動けるカラダの時間、どんどん吸収できる感性の時間はずっとは続きません。

選手として1番動ける時間を雇われ時代に使い、選手としてピークを過ぎた頃に1番の大勝負に出て独立していく、、とても惜しいことをしているように思えます。選手として1番のピーク時にお店を持つことが出来るならば、2店舗目、3店舗目も遠い話ではありません。


創業融資を借りて返済10年で組んだとして、

55歳で借りたら返済終わるの65歳です。

二度と貸してもらえません。


35歳で借りたら返済終わるの45歳です。

新たな融資依頼は電話一言で融通受けれます。

増店となれば設備融資として2〜3年分の悪くない決算書出せば返済中でも新規で融資付きます。


若いうちの方が生活にかかる費用も身軽なはずです。年がいくうちに生活費用は上がっていきます。


今、九州側に入っているとチャンスモリモリと感じます。もちろん低投資としてのお話です。

1店舗で稼ごう、1店舗で一生生計立てられるか、

この考えだと前に進めないと思います。

10年で3店舗持つとお考えしてみてください。

1店舗目はきちんと作る、2店舗目は居抜きで一切お金掛けないでやってみる、3店舗目は…

やり方は幾らでもあります。


今手元に50万あるなら、ここから1年〜2年で独立を志しながら日々動いてみてください。

きっと想いは現実になると思います。

それが叶うのも飲食店開業の面白さだと思いますので!


ではまた^_^。

福岡北九州小倉駅にて現在、飲食店店舗作りをしています。


物件探しに始まり、物件の申し込みと内装の立案の段階にきています。


今日は飲食店開業の上で、その後の運営にも大きく関わる固定経費になる店舗物件の申込みについての押さえておきたいポイントを一つお話しします。


① 物件自体が家主との契約なのか?

    家主から借りた第三者と契約(転貸)なのか? 


そんなの家主からに決まってるでしょと思うと思いますが、関東圏は転貸の契約形態がとても多いです。

この5年で株式市場へ転貸を主体とした会社がいくつか上場しているため、豊富な資金を元に駅前物件を家主側から5年10年といった長期的な家賃保証の交渉でどんどん押さえています。

上場している以上、決算があるため売上を無理やりでも上げていかないと評価されないため多少モノの悪いものも転貸として契約している傾向が見えてきています。

業績で見れば、マイナスを被りにくい転貸借契約のため安定した数字になりやすいので株価自体は安定しやすいと思います。


話がそれてしまいましたが、東京、大阪の転貸が飽和すれば次は福岡となっていきます。

日本の南側、西側においては礼金主体のため、保証金償却、更新料の文化が根付いていないため家主側としては長い目で見た時の定期的な収入がありません。キャピタルゲインはあってもインカムゲインが弱いとなると不動産の大切な利回りが下がります。


それでいて家賃も比較的安い、退去時のスケルトンリスクは家主側に大きく残る。こう考えると日本の東側で商売していた方が良いとなります。


ただ…狭い日本では、5年もあれば駅前1階なんて食いつぶしてしまいます。これから少しずつですが、西側、南側の駅前の1階の良い物件は賃貸契約の形態が関東よりになっていくかもしれません。


家賃が5〜10万上乗せになっている、これだけでも嫌ですがこの場所は欲しい…どうしよう…。

となっていきます。そもそも家賃が募集図面の段階で上乗せになっていることに気づかないと思いますが…。


もし1階駅前の飲食店店舗を申込みをお考えでしたら見ておく点として、


①近隣との坪数に対しての家賃坪単価、

②更新料の有無、更新料の支払いサイクル

③保証金の償却形態、

④解約時の店内の権利

⑤解約予告期間


これだけ知っておく、交渉しておくだけでも、毎月の損益計算も変わってきますし、長い目で見たら中古車一台分お金残ります。


今日は飲食店開業時の店舗物件の申し込みについてお話しさせて頂きました。


次回はお客様満足を下げずに内装費用をどう下げるか?!についてお話し出来ればと思います。

良い週末を!


北九州小倉駅で焼鳥屋開店に向けて動いています。

現在は家賃の支払い開始時期について家主様へボールを投げています。

この家賃の開始時期、飲食店を始める方は結構言われるがままに契約している方が大半と思います。

飲食店が店舗契約してからオープンまでにやらなければいけないことは結構多いです。

 

① 内装打合せ、見積もり確認

② 創業融資申し込み、

③ 資金計画と創業計画書を頭の中に入れる

④ 求人、人材確保

⑤ 備品等の搬入

⑥ 広告等の打合せと掲載

⑦ スタッフトレーニング

⑧ 近隣挨拶

⑨ 親しい方々へのお披露目会

 

期間にして2~3ヵ月ぐらい掛かります。

この間、売上は1円たりとも入ってきませんが借りている以上、家賃は掛かって当たり前です。

 

が…

 

①~⑧を家主様へ説明して理解を得られると…

 

この2ヵ月程度の家賃がフリーレントになることもあります。

飲食店開業は、オープンが近くなると細々とお金が飛んでいきます。

ですので、準備の段階でのまとまった家賃や内装、設備など

軽減出来るところはしっかり交渉することです。

 

こういった段階的な開業に関わる経費を、一つ一つ固めながらコストダウンすべきところ、コストアップすべきところを見極めながら進めていくことで全体の資金計画にまとまりが出てきます。

 

こういった段階的に見ていくことを意識しないと、起きることとして

 

・内装見積りの最終の段階で大切な設備の容量を落とす、外観のクオリティが極端に落とさざることなる、

 

・皿などがメラミン素材になっていく、

 

・スタッフトレーニングが中途半端になっていく

 

・開店の時の資金不安があり、サービスに落度が出てくる。

 

・スタッフ、食材がギリギリの運営思考になっていき開店の良さが消える

 

openゴール! 思考になってしまう。 その先は詰む。

 

飲食店の開業のスタートは飛行機の離着陸に似ています。

飛ぶまでの緊張感がとても強く飛んで時間が経てば安定してきます。

離着からおよそ6カ月経って安定飛行していればその先は目的地まで

辿り着けると思います。

 

この6カ月間、個人店の来店人数にして4,000~5,000人の来店の結果がリピート3割以上になっていれば繁盛していきます。

上記の赤文字部分がこのオープン6カ月の時期にことごとく出てしまっていたとすると… 取返しのつかない結果になってしまうことも。

 

開店してからドコを見誤ったと人は考えますが、飲食店の開業は物件取得、資金計画の段階で見誤っていたら開店しても上手くいかないケースが多いのです。

 

次回は「低投資でも低投資に見えずらい個人店の内装工事作り」についてでも書こうと思います。

 

お時間あればお立ち寄りください。

 

 

 

【福岡北九州小倉駅での物件探し】

 

今回、京町で物件が見つかった理由

 

① コロナ化の社会情勢だけに探している人が少ない。

 

② 大小ハコのサイズがコロナ化でのビジネスモデルに合わなくなっていた。

 

■大30坪以上=

大型店舗は宴会需要が今後も取れないため採算が見えない。また、人材費用をみても求人難が続くため人の確保費用がかさむことも撤退の一因に。

 

■小10坪以下=

カウンターのみのある程度の客単価で運営していたお店の顧客割合は高年齢者が主体だったため、この層がゴソッと抜けてしまったことが一因にある。また、狭小の店舗の場合、密が意識され遠ざかれることも、メディアはこぞって狭い店を狙い撃ち。

 

大のお店は溢れるほど市場に出回ってきている。

 

小のお店も探せば当たるぐらい出回ってきている。

 

では、、、中の店舗物件はどうだろう??

 

これが無い、ない。

中=12坪~20坪程度、アフターコロナでみると15坪~25坪ぐらいが望ましい。

この中ぐらいの店舗で他理由を満たしている飲食店店舗物件が見つかった。しかも「重飲食可」!
 

そこにサプライズの京町!!だったわけです。

 

ではなぜこのような物件が見つかったか???

 

小=8坪が二軒並びで出ていたのです。

小8坪+小8坪=16坪×2席 32席ぐらい。

 



この8坪+8坪を…なんとかしたい。

 

なんとかしたい。
 

そこで…

 

家主様に、言いずらいですが…

 

壁をぶち抜く提案をしたところ…

こんな時期だから早く埋めたい家主様のご意向もあり、、、

 

「可」が出ました!

 

家賃でみてもだいぶお安い設定となりました。

極端に大きい物件、狭小物件の場合、家賃は相場よりも安くなるものです。その狭小相場のまま借りると、中店舗の大きさが一番強気の家賃設定になるので、この立地と場所の相場感からみると安いとなります。

 

飲食店開業で繁盛の確率を上げていくための魔法みたいものがあります。

それが開業の動きをスタートしたときから自分の行動と考察に、

もう一超えの言葉を自分に投げかけることです!

もうココまで探した、昨日もこの道は歩いた、こんなこと出来ないだろう

そこにもう一超えの一声を自分に投げる。

 

ダメなら、もう一声

 

と…すると

 

不思議と何処からか舞い降りてくるものがあるんです。

 

ホントに。

 

これから10年、20年、人生を共に歩む独立のプロジェクトです。

もう一超え、もう一声が繁盛店を呼び寄せます!