今日はフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼ管弦楽団、コレギウム・ヴォカーレ・ヘントによる「ブラームス 管弦楽を伴う声楽作品集」を聴きました。記事冒頭に掲載した「運命の女神の歌」(Gesang der Parzen, Op. 89)はそのアルバムの最後に収録されていた曲です。
「『運命の女神の歌』(うんめいのめがみのうた、独: Gesang der Parzen)作品89は、ドイツの作曲家ヨハネス・ブラームスによって作曲された混声合唱とオーケストラのための楽曲。
ゲーテによる戯曲『タウリス島のイフィゲーニエ』の詩を使用した単一楽章の楽曲。1882年に作曲され、同年12月10日にスイスのバーゼルにおいて初演された後、1883年に出版された。
混声六部合唱(アルトとバスがそれぞれ2つに分かれる)とオーケストラのための楽曲。オーケストラの編成は、フルート2(持ち替えでピッコロ1)、オーボエ2、B管クラリネット2、ファゴット2、コントラファゴット、D管ホルン2、F管ホルン2、トランペット2、アルトトロンボーン、テナートロンボーン、バストロンボーン、チューバ、ティンパニと弦楽合奏である。」(Wikipedia 運命の女神の歌 より)
このアルバムは主にブラームスの管弦楽を伴う合唱曲を集めた作品集です。(3番目に収録されているモテット「どこで光は生まれたのか」は無伴奏曲。) ブラームスは演奏時間10分を超える比較的規模の大きい合唱曲に優れた作品を多く遺していますが、このアルバムにはそういった作品が集められています。(ただし私の一番好きな「哀悼歌」(Nänie)が入ってないのは少し残念、ですが。)
聴き始めるとコレギウム・ヴォカーレ・ヘントの演奏に魅了されました。正確な音程感、気持ちの良いアンサンブルの精度、そしてしなやかで伸びやかな声。何よりテノールの声の美しさには思わず聴き惚れてしまいました。
ピリオド解釈によるブラームスの演奏が従来の演奏とどう違っているのか、と言うようなことは私には今ひとつよく分からないのですが(笑) ともかく美しい音楽が美しい演奏で聴くことができる、それだけで何も言うことはありません。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントの歌とフィリップ・ヘレヴェッヘの音楽作り、とても気持ちの良い音楽を聴かせてくれました。
こちらから「ブラームス 管弦楽を伴う声楽作品集」全曲お聴きになれます。
ブラームス:
1. 運命の歌 op.54~合唱と管弦楽のための
2. 狂詩曲 op.53~アルト、男声合唱と管弦楽のための(アルト・ラプソディ)
3. モテット『どこで光は生まれたのか』 op.74-1~無伴奏混声合唱のための
4. 葬送の歌 op.13~混声合唱と管楽合奏のための
5. 運命の女神たちの歌 op.89
アン・ハレンベルク(アルト)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)
シャンゼリゼ管弦楽団(古楽器使用)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
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