ハイドン 弦楽四重奏曲第62番「皇帝」 コダーイ弦楽四重奏団 ハイドン弦楽四重奏曲全集より | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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そう言えばハイドンの弦楽四重奏曲なんかほとんど聴いたことがなかったな。ふとそんなことが頭をかすめました。まあ、聴いたことのない曲はもちろん、今まであまり聴こうとしなかったジャンルなども数え切れないくらいありますから今更どうということもないのですが…(笑)

 

それでも最近ハイドンについてはあまり聴いていなかった番号の若い交響曲や、晩年のミサ曲などを聴くに連れ今まで持っていたイメージとは違った物を感じるようになりつつありましたので、これもほとんど聴いたことがなかった弦楽四重奏曲も聴いてみようか、と思ったのでした。

 

と言う事でiTunesを見ると、コダーイ弦楽四重奏団によるハイドン弦楽四重奏曲全集と言うのが眼に付きました。

(こんな物が簡単に聴けてしまうのがサブスクの凄いところですね。なんだか演奏者が苦労して創り上げたものをこんなに簡単に触れてしまうことに罪悪感を感じたりします。なんて(笑))

 

と言うわけで今日はその中から、第62番「皇帝」を。

 

若い頃は、弦楽四重奏曲などの所謂室内楽曲は随分退屈に感じてしまい、なかなか聞き込むまで至らなかったのですが、いつ頃からでしょうか、何故かこういった音楽が気持ちよく入ってくるようになりました。(歳のせいか…?(笑))

 

このハイドンの「皇帝」も明解な旋律、リズム、各声部の掛け合いなど全てが心地よく聴ける音楽です。

 

コダーイ弦楽四重奏団の演奏もとても切れがあって明解。後味の良い音楽でした。

 

あまり聴いた記憶が無かった曲なのに第二楽章で、どこかで聴いたことがある……

 

あっ、そう言うことか(笑)

 

「“究極の音楽”を生み出すハンガリーの至宝

ハンガリー政府からコダーイ名称の使用を許可されたハンガリーの至宝。40年以上、国際的舞台でハンガリーが誇る名カルテットとして演奏し続けている。
ナクソス・レーベルにハイドン、ベートーヴェン、シューベルトの弦楽四重奏曲のCD全集を録音。世界の音楽誌上でもその音楽性の高さを評価されており、世界中から演奏会の誘いがありその演奏の素晴らしさにファンも多い。」(コダーイ弦楽四重奏団 - アクロス福岡(2010年のコンサートの案内より引用))

 

 

「エルデーディ四重奏曲 作品76は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1797年に作曲し、1799年に出版した全6曲からなる弦楽四重奏曲集であり、ヨーゼフ・エルデーディ伯爵の依頼で作られ、同伯爵に献呈されたためにこの名前で呼ばれている。
この作品集は、ハイドンの弦楽四重奏曲のなかでも最もよく演奏される作品のひとつであり、全6曲中4曲に愛称(『五度』、『皇帝』、『日の出』、『ラルゴ』)がある。
(中略)
弦楽四重奏曲第77番(第62番) ハ長調 作品76-3, Hob.III:77『皇帝』
『皇帝』という呼び名は、第2楽章の主題がハイドン作曲のオーストリア国歌(現ドイツ国歌)「神よ、皇帝を護り給え」から取られていることに由来する。」(Wikipedia エルデーディ四重奏曲)

 

 

 

 

ハイドン:エルデーディ四重奏曲 Vol.1

 

 

 

 

ハイドン:弦楽四重奏曲全集(CD25枚組)

ハイドンの弦楽四重奏曲は、音楽史における巨大な業績のひとつです。ここではコダーイ弦楽四重奏団の演奏で、初期のディヴェルティメンティから、18世紀末に書かれた洗練された「アポニイ」、「エルドディ」、「ロブコヴィッツ」四重奏曲まで、ハイドンの弦楽四重奏曲全曲が紹介されています。

 

 

 

 

 

 

 

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ルートルフがようやく1歳に!! 兄弟コンビの領地復興ストーリー第2弾!

貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。

 

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ふたりは別世界の『記憶』と『加護』という不思議な力を頼りに、領地に襲い来る問題への対処法を考えていくが……。
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頭脳派0歳児の活躍とかわいらしさに目が離せない、本格異世界ファンタジー。

 

 

 

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