札幌交響楽団第659回定期演奏会 ともかく今日は聴きに来て本当に良かったと思えるコンサートでした | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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今日は札響の第659回定期演奏会、と言う事で例によって10時30分の電車で札幌駅へ。

 

まずは腹ごしらえ。今日の昼飯はラーメンにしよう。

注文したのは、らーめんとハーフ炒飯のセット(Aset。メニューの上の方にあったので(笑))

らーめんは醤油を選びました。

 

味は…。まあ普通の札幌ラーメン、なのですが、ちょっと意外だったのは麺の感触が柔らかい感じだったこと。いや、決して伸びているとかそう言うことではありません。札幌のラーメン店のラーメンはわりと固い食感のところが多い、と言うか殆どというのが私のイメージなのです。昔、初めて東北の町に住み始めた頃外食した時のラーメンやそばの麺のゆであがりの感触がもの凄く違うのに驚いたものです。それは社会人になって大阪に住んだ時も広島に住んだ時も、いつも同じでした。そしてそちらに住み慣れた頃に北海道に戻ると今度は逆に違和感を感じるのです。「堅い!」と。今日のこのラーメンはそんなことをまた思い出してしまいました。いや、不味かったわけではないのです。結構美味しかったのですが、札幌のラーメン店にしてはこの感じは珍しいんじゃ無いかな、なんて。

 

ところで実は今日は体調最低でした。しばらく前にひねった左膝が痛く、どうも歩きずらいのです。中島公園の地下鉄駅からKitaraまで、たいした距離ではないはずなのですが、左足を引きづりながら滑りやすい雪道を歩くのは意外な重労働、なんて情けない状態。まあ、心のなかでぶつぶつとそんなことを考えているうちになんとかKitara到着。さて、頭をコンサートモードに切り替えなくちゃ(笑)

 

 

最初に札響の事務局の方から指揮者とプログラム変更についての説明があり、それからオーケストラが入場。

 

初のステージはエルガーの夕べの歌。

 

本当に綺麗な曲。そして今の札響の響きがぴったりと合う曲です。甘く柔らかく、Kitaraのホールトーンはこういう音楽のためにあるのでは無いか、なんて思ったりしました。

 

そして次が、同じくエルガーのチェロ協奏曲。上野さんのチェロの響きを聴いた瞬間にもう曲の中に惹き込まれてしまった感じでした。深い哀しみを湛えた響き。それなのに優しさをも感じさせる音楽。そのソロを支える藤岡さんと札響の引き締まった響きも見事。今まで聴いたジャクリーヌ・デュ・プレの演奏や作曲者の自作自演(チェロはベアトリス・ハリソン)、カザルスの録音などとはどれともまったく違うこの曲の魅力を改めて教えてくれる演奏に出会った、と思いました。

 

アンコールは上野通明さんとコンサートマスターの会田莉凡さんによる「ハルヴォルセン:ヘンデルの主題によるパッサカリア」でした。

繊細なヴァイオリンを支えるように包み込むように歌うチェロ。聴いているうちに気持ちが温かくなってくるような音楽でした。

 

 

アンコールの後、退団されるメンバー(トランペット副首席の鶴田麻記さん)に花束が渡され、温かい拍手が続き…

 

聴きに来て本当に良かったと思えるコンサートでした。

 

帰ってスマートフォンを覗くとXとフェイスブックにマエストロ藤岡が今日のコンサートについて投稿されていました。

 

 

 

 

 

 

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