小澤征爾 ブルックナー第9番 1999年ザルツブルグ音楽祭、「カラヤン追悼演奏会」の記録 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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先日投稿した記事の中で、小澤征爾さんのブルックナーは珍しいレパートリーでは無いか、と言うようなことを書いた後「大分前、FMでウイーン・フィルを指揮したブルックナー第9番を聴いたことがありましたし、YouTubeではベルリン・フィルとの~」と付け加えたのですが、FMだったかどうかはあやふやだったものの、小澤さんとウイーン・フィルによるブルックナー第9番、と言うのはしっかりと記憶に残っていました。えっ、小澤征爾のブルックナー?、と意外な組み合わせに少し驚き、しかし聴いた後はまったく自然で恰幅の良い音楽に別な意味で意外さを感じたのです。

 

そう言えばあの時の録音は聴けないのかな。

 

そんなことを思いながら何となく検索してみると……。

どうやら、その演奏は1999年のザルツブルグ音楽祭での記録だったようです。1999年、カラヤン没後10周年、ウイーン・フィルによる「カラヤン追悼演奏会」の指揮者に指名されたのが小澤征爾さんでした。ですから、小澤さんもウイーン・フィルもこのコンサートには特別に気合いが入っていたらしく。

 

音源は見つかることは見つかったのですが残念ながら、ほんの一部(第2楽章)だけしかありません。

 

久し振りに聴いたその演奏は、少し速めのテンポ、生き生きとしたリズムの切れの良さが印象的です。しっかりとしたフォルムとブルックナーらしいがっしりとした構築感も感じられますが同時にちょっと不思議な軽さ、柔らかさが同居するという独特の雰囲気のある音楽。私のイメージしているブルックナーとは必ずしもピタッとくるものではないのですが、しかしなんとも言えない魅力も感じられる演奏でした。

 

ああ、これ全曲聴きたいな。無理なのかな。

 

これだけで終わるのは、ちょっと残念な気分、です。

 

 

小澤征爾指揮ウイーン・フィル ブルックナー交響曲第2番

 

こちらは、ベルリン・フィルとの交響曲第7番、です。

 

もう一つ、第7番。こちらはサイトウ・キネン・オーケストラとの記録、です。

 

 

 

 

 

 

 

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