チャイコフスキー マンフレッド交響曲 ロ短調 トスカニーニ指揮NBC交響楽団 1953年1月 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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今日はチャイコフスキーを聴こうかな、と思ったのですが、さてどの曲にしようかな、とあれこれライヴラリーを眺めている内に、そう言えば「マンフレッド交響曲」って、どんな曲だったっけ? と言う声が頭の中に聞こえました。

私のライヴラリーの中に「マンフレッド交響曲」はマルケヴィッチ指揮ロンドン交響楽団の録音一つだけがありました。この演奏は聴いたはず。とても素晴らしい演奏だったと思うのですが、細部がどうだったかはもちろん第一どんな曲だったかさえ思い出せません。

 

と言うわけで今日はまずこの曲を聴いてみようかと。

YouTubeでこの曲を検索すると一番先に出てきたのが、トスカニーニ指揮NBC交響楽団の演奏でした。(記事冒頭に掲載)

 

チャイコフスキー:マンフレッド交響曲 ロ短調 作品58(バイロンの劇詩による4つの音画の交響曲「マンフレッド」)

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団
録音:1953年1月10日 カーネギー・ホール (ニューヨーク)

 

ライヴ録音とのこと。トスカニーニの厳しい造形とそれに応えるNBC交響楽団の巧さが見事です。そして、こうした曲でのトスカニーニの歌心、と言うかカンタービレは聴き応えがあります。素晴らしい演奏でした。

 

「マンフレッド交響曲(露: Манфред-Симфония)、正式には《バイロンの劇詩による4つの音画の交響曲『マンフレッド』》(仏: Manfred : symphonie en quatre tableaux d’après le poème dramatique de Byron)ロ短調 作品58は、ピョートル・チャイコフスキーが1885年5月から9月にかけて書き上げた管弦楽曲。バイロン卿が1817年に書いた劇詩『マンフレッド』に基づくチャイコフスキー唯一の標題交響曲であり、チャイコフスキーが番号付けを行なわなかった唯一の交響曲である(順番から言うと、交響曲第4番と第5番の間に作曲されている)。

ミリイ・バラキレフに献呈され、1886年3月11日に、マックス・エルトマンスデルファーの指揮によりモスクワで初演された。全曲を通した演奏は約55分である。作曲者によって1885年に4手ピアノ版も作成されている。」(Wikipedia マンフレッド交響曲 より)

 

私のライヴラリーにあったマルケヴィッチ指揮ロンドン交響楽団の音源もYouTubeにありましたので下記に掲載しておきます。これも凄みのある演奏です。

 

 

 

 

 

トスカニー二指揮 チャイコフスキー:1マンフレッド交響曲 2幻想的序曲「ロメオとジュリエット」

トスカニーニはチャイコフスキーにはこだわりがあったようで、取り上げている曲目は限られています。交響曲では「悲愴」の他にこの「マンフレッド」だけ。4 種類も録音が残ってます。これはその最後。「ロメオとジュリエット」もNBCとの3種にスカラ座のオーケストラのライヴと4種の録音があり、これがその最後。どちらもカーネギー・ホールでのライブ録音です。

チャイコフスキー
■マンフレッド交響曲
■幻想的序曲『ロメオとジュリエット』
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団

 

 

 

チャイコフスキー:マンフレッド交響曲

イーゴル・マルケヴィッチ指揮、ロンドン交響楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団による、チャイコフスキー「マンフレッド交響曲 作品58」他収録した、1963、67年録音盤。

 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

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