「生命の詩人 矢沢宰」ニューサイトと合唱組曲「光る砂漠」 | クラシック音楽と読書の日記 クリスタルウインド

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クラシック音楽を中心にした好きな音楽と読書感想、日々の雑感などを思いつくまま気まぐれに書き綴ります

 

今日はまた「光る砂漠」を聴いています。


合唱曲としての「光る砂漠」も、もちろん好きな曲なのですが、その曲を知る前に、と言うかたぶんその曲ができる前に

(と書きましたが、この曲が作曲され発表された年と私が詩集を手にした年は同じ年のようです。)、私は詩人矢沢宰と詩集「光る砂漠」を知っていましたし、その存在はかけがえの無い物になっていました。

 

 

今日何気なくこのすぐ上にリンクした記事を読み返し、その記事の中の矢沢宰公式サイトのリンクをクリックしたところ、「矢沢宰の新サイトが完成しました!こちらからどうぞ!」と、新しいサイトのリンクが記載されていました。

 

生命の詩人 矢沢宰(いのちのしじん やざわおさむ)矢沢宰記念事業実行委員会

 

病のため長い病院生活を続け、わずか21歳の若さで亡くなった夭逝の詩人矢沢宰の14歳から亡くなる21歳までの詩と日記を見ることができる他、色々な情報がセンス良くまとめられたとても好感の持てるサイトになっていると思いました。

 

若き詩人の瑞々しい言葉。

 

その言葉の連なりにきらめくような音楽がつけられた萩原英彦の合唱組曲「光る砂漠」

 

やはりこれもいつ聴いても、何度聴いても、聴き飽きることの無い美しい音楽です。

 

女声合唱版「光る砂漠」 山形西高校の高校生離れした凄い演奏!

 

こちらは秋山和慶さんの指揮、東京混声合唱団の演奏です。

 

男声合唱による「光る砂漠」と言うのも、またちょっと違ったイメージがします。福永陽一郎さんの編曲・指揮による演奏で全曲聴いてみて下さい。

 

 

 

日本合唱曲全集 萩原 英彦 作品集1

 

 

 

 

 

 

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