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まきてぃ.です。
杏林予防医学研究所 所長 山田豊文さんのfb投稿をシェアさせていただきます。
『取り返しがつかなくなる…抗がん剤の恐怖』
大手の製薬企業にとって、抗がん剤は非常に美味しい市場になっていることを前回に紹介しました。このような話をすると「でも、実際に抗がん剤を投与すれば、がんは小さくなるんでしょ!?」という人が多数派を占めているような気がします。確かに、抗がん剤を投与すれば、がんの組織(塊)は小さくなっていきます。病院にて、撮影された画像を見せられながら「ほら、かなり小さくなってきましたね。もう一息ですよ」などと甘い言葉を掛けられます。ご家族の方も、がんが小さくなっていく様子を見せられて「やっぱり抗がん剤って効果有るんだ…」などと納得されます。また、「あの先生は、優秀な先生ですよ」などと、クチコミを周囲に拡散します。…まぁ、そのような構図になっているわけです。
がんの塊が、かなり縮小してきている頃、その塊の内部で何が起きているかというと、がん細胞を生み出していた“がん幹細胞”が、抗がん剤を細胞内に取り込まないように、休眠状態に入っています。植物が種を作って、種の内部で休眠状態を維持するのと同じ理屈です。或いは、細菌が芽胞を作って休眠するのも同じ理屈です。休眠状態の時には外部から殆ど物質を取り込みませんから、毒を振り掛けられても大丈夫なのです。
休眠する仕組みは、私たちの祖先が、激変する地球環境にて生き延びるために獲得した、非常に優れた仕組みです。私たちは随分と進化したと思っていますが、私たちの細胞内に在る遺伝子には、細胞レベルにて休眠するための遺伝子がしっかりと保存されています。ただし、私たちは多細胞生物として生きていますから、普段は、細胞レベルにおける休眠システムは封印されています。ところが、非常事態になれば、その封印を解いて先祖返りをし、これまでの生物の歴史において培ってきた様々な能力を復活させます。それを人は「狂った細胞、異常な細胞」「がん細胞」などと称しているわけです。
数ヶ月後、様子を見計らって、がん幹細胞は「今のうちに細胞を増やしておかなければ、また毒物が降りかかってくる」と判断し、前回よりも増殖速度を速めて、新しいがん細胞を生み出していきます。いわゆる“再発”です。このときに生み出されるがん細胞は、パワーアップしたがん幹細胞が生み出すものですから、前回に使った抗がん剤は効きません。そのため、異なった種類の抗がん剤が投与されることになります。
これによって、何種類もの抗がん剤が次々と売れることになり、製薬企業にとってはシナリオ通りの利益獲得となっていくわけです。
くれぐれも“抗がん剤”と名の付くものは使わないようにしてください。「では、どのようなアプローチをすれば良いのか?」との声が出てきて当然です。前回の記事にて、「がん化した原因を解消すること」や、「理想的な細胞環境に戻してやること」を基本的な指針として申し上げました。そこで、もう一歩踏み込んだ話をしておきますと、がん幹細胞というのは、本来の幹細胞が生存戦略を変更しただけのものであって、遺伝子も正常であり、外観上も区別がつきません。ただ、何種類かの遺伝子のスイッチが切り替わっており、それによって該当する遺伝子産物(種々の調節タンパク質)の発現量に変化があります。従って、その調節タンパク質の働き具合を個々に調節してやれば、がん幹細胞に大人しくしてもらうことが可能になってきます。
そして、そのような調節機能を持った物質の多くは、なんと、私たちが食事として取り込むことができるファイトケミカルに属するものが多いのです。私たちは、進化の途上において、食べてきたものに対して、生理的に依存してしまうという特徴があります。ビタミン類はその典型例です。種々のファイトケミカルもそうであって、それが体内に存在することによって始めて正常範囲に調節される遺伝子産物があるということです。
前回の記事の「暴飲暴食」の写真に写っている食べ物には、そのようなファイトケミカルが殆ど含まれていませんから、がん幹細胞の活動を全く抑制することが出来ず、50歳未満にて発がんしてしまうということになります。
抗がん効果をもつファイトケミカルの話は機会を改めることとし、今日のところは、抗がん剤の恐さについて、若い世代の人たちに伝われば良いなと思っています。皆さまには、機会のある度に周囲に啓蒙していただければ幸いです。
情報の中の一つではありますが、
まだまだ抗がん剤の危険性を知らない人が多く、普通に使われているのが現実です。
まずは知ること。
そして一人一人が最善の選択をしていけるようになってほしいと思います。
心とカラダ、魂、どれもおろそかにしてはいけない大切なものですから
ではでは
今日も氣づきあり学びあり
成長できる良い一日でありますように
この地球を生きていく上で、病気への心配、不安、恐れを軽減して、健康にやりたいことを邁進するための道具、保険だと思ってください
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