え〜まずね、記事に書こう書こうと思いつつ、タイミングがあわなくて、今日になったネタを!

 

いつだっけか……ロー・ウェイ監督の曾孫にあたる

Limeism (寺島礼美)さんのことを書きましたよね。

 

あ、これだ!

先月の26日に公開した記事!

 

 

 

彼女がね、年内に新曲を制作する企画〈Departure〜迷夢奇縁〜〉を進めてたんだわ。

クラウドファンディングで支援を募って、先月末に目標金額200%達成したってことでね、10曲の制作が決定したんだな!

 

で、その10曲の中にね、ロー・ウェイの曾孫とあって、香港映画の、もちろんロー・ウェイの関わった作品の主題歌のカバー曲が含まれてるんだな。

2曲あるんだけど、「ドラゴン危機一発」の「To Be A Man」、「少林寺木人拳」の「ミラクル・ガイ」!

もしかしたら、ジャッキー関連楽曲は追加する予定をしているとか……。

 

 

【動画】YouTube 公式 Limeism / 寺島礼美 
【大発表】新曲制作プロジェクト始動! 説明会※感謝.200%達成しました!

4:43辺りから、イベントで「To Be A Man」を唄っている様子が観れます!

 

 

そういやぁ、ブルース・リー、ジャッキー共に、女性ボーカルの主題歌って少ないよね。

私、ブルース・リーなんて、「死亡遊戯」(1978年)で、コリーン・キャンプが唄った「Will This Be The Song I'll Be Singing Tomorrow」ぐらいしか思い出せないですよ。

ジャッキーにしても……まぁ、今でこそ、チラチラとあるけど……それこそ初主演の「タイガー・プロジェクト〜ドラゴンへの道 序章〜」(1974年)から辿ると、最初に出て来るのは……日本劇場公開版じゃないけど、「ファースト・ミッション」(1985年)のね、蘇柄が唄う「誰可相衣」かなぁ???……あ、「香港発活劇エクスプレス 大福星」(1985年)はサモ・ハン主演なのでスルーしました。

 

ま、とにかく絶対的に少ないんだよね。

だから、カバー楽曲とはいえ、女性ボーカルの主題歌が制作されるってのは、とても楽しみだわ。

12月に……配信リリースなのかな?

 

そういやぁ、今年は謝花義哲さんが「ミラクル・ガイ」をセルフ・カバー、そして人気の高い過去のジャッキー作品の主題歌をカバーしてくれたよな。

こうやってね、新たにジャッキー関連楽曲が増えてくれるのはウェルカム!

私は嬉しい限りです!!!

 

 

さて、本題に入りますよ〜!

 

 

 

観たのは盆休み前なんだけど……はい、「死闘伝説TURBO !! トップファイター」(1994年)の登場だ!

これで、このシリーズ……制覇?

 

 

ジャッキー・チェン 死闘伝説ZERO!!」(1994年)について

 

 

死闘伝説 ベスト・オブ・アクション」(1993年)について

 

 

他にもあるのかしらね???

あるなら、是非、教えてください!

 

しかし、「ジャッキー・チェン 死闘伝説ZERO!!」は、別モンだよな。

死闘伝説 ベスト・オブ・アクション」と「死闘伝説TURBO !! トップファイター」が、正式だよね。

監督も、同じトビー・ラッセルだし!

 

でまぁ、観ましたよ「死闘伝説TURBO !! トップファイター」!

これから語って行くんだけど、前回はあまりに簡単だったから、今回はもう少し語ることにする。

基本として、前作「死闘伝説 ベスト・オブ・アクション」同様、スターや関係者のインタビュー、及び、そのスターに関連する映画・映像、写真などをナレーションで展開して行く作品なのでよろしく!

 

さて、「死闘伝説 ベスト・オブ・アクション」の方は、基本として〈香港映画界〉の話を軸に展開していく感じだったけど、こちらは〈武術の歴史〉みたいところからのスタートなんだな。

 

大雑把に言うと、インドの僧・達磨大師がね、ブッダの教えを、ってことで、中国に渡り少林寺に行き着いて少林寺拳法を伝えた……みたいな!

 

で、少林寺に〈こんな僧が現れた〉みたいな感じで、リュー・チャーフィーが紹介されるんだわ……強引だなぁ(笑)。

撮影現場でのインタビュー映像でね、少林寺の僧役なんだろうな、オレンジの衣装を着て、丸坊主でね、もちろん頭には戒疤(かいは)もあって!

ただね、このインタビュー……「死闘伝説 ベスト・オブ・アクション」のインタビュー映像と同じ時のモノなんだよなぁ、どう見ても。

最初から2作品作るつもりだったのか?

死闘伝説 ベスト・オブ・アクション」の評判が良くて、急遽、今作を作ることになり、未使用部分を使ったのかもしれないね。

 

ちなみに、先に言うと今作のジミー・ウォング大先生とブルース・リィ(ライ)のインタビュー映像も、「死闘伝説 ベスト・オブ・アクション」のそれと同じ時に撮影されたものなんだよなぁ。

しかし、これらは本当にこのシリーズ用に撮影されたものなのか……いや、違うような気がするなぁ(笑)。

 

それでもね、インタビューだけでなく、流れる映像はマジで貴重だと思う。

 

次に紹介されるのは、ジェット・リーなんだけど、「少林寺」(1982年)でデビューする前の演舞映像もあるし、あまりお目にかかれない様な映像もある(まぁ、私が知らないだけで、有名な映像かもしれないが)!

 

で、お次はジミー・ウォング大先生の登場なんだけど、先に言ったように、「死闘伝説 ベスト・オブ・アクション」で使用されなかったインタビューなんだけどね。

私、この作品で知ったのかなぁ???

ジミー・ウォング大先生は、武術の経験無しで、香港映画界のアクションスターになったんだよね。

いや、実際に大先生の格闘シーンなんかを見ると、確かに、カンフーではないんだろうけど、わりと長回しの格闘シーンも難無くこなすんだ。

運動神経、反射神経は良いんだな!

それに、なんか、佇まいもいいし、なんとも言えない存在感があるんだよなぁ。。。

 

次に登場は、ブルース・リーだ!

燃えよドラゴン」(1973年)のメイキング映像や空手大会で行われたデモンストレーションとかが流れる。

いや、いつ見ても、片腕、しかも指2本で腕立て伏せをする姿は圧巻だ!

また、彼の弟子たちのインタビューがいい!

彼らでしか語れない逸話が貴重だ!

弟子の一人、テッド・ウォンなんかはいいよねぇ〜。

彼は、来日してね、ブルース・リーが考案した武術・截拳道(ジークンドー)のセミナーを開催したりしてたよね。

 

あ!

でさ、次に、なんだけど、ここで〈ブルース・リーの後継者〉みたいな感じで、ラリー・リーが紹介されるんだわ!

いや、截拳道の後継者という意味ではなく、ブルース・リーがいなくなってからの香港映画界のスターとしての後継者、ね。

 

しかし、ラリー・リー……誰?

 

リリー・リーは知っているが、ラリー・リーなぁ……私、知らないんだよなぁ。

この作品を初めて観たのが90年代半ばなんだけど……その時に、存在を知ったんだよなぁ。

私の持っているカンフー映画や香港映画の書籍にも、まぁ、見落としているかもしれないが、見付けれない。

なんでも、空手家でね、剛柔流空手を操る本格派みたいなんですが……。

詳しい方、是非とも教えてください。

 

さてさて、お次は我らがジャッキーの登場だ!

まぁ、生まれてから大スターになるまでを振り返るんだけど……子供時代に中国戯劇学院にて、京劇や武術を学んだということでね、京劇の劇団員役を演じた「ファイティングモンキー昇龍拳」(1971 or 1972年)の映像を使用するのは笑えた!

何気にワン・チンの姿が映るのもいいね!

それに、ジャッキーのインタビューもあるぞ!

まぁ、話してる内容は、「全部自分でやる」ってことだ!

つまり、スタントマン等は使わない、ってヤツね!

そういやぁ、こんな記事も書いたな!

 

 

 

しかし、ジャッキーを紹介するのに使用される作品が、主役ではない「ファイティングモンキー昇龍拳」、「ヤングタイガー」(1972年)ってのが面白い。

まぁ、下積み時代にスポットを当てた演出なんだろうな。

あ、特筆すべきは、中国の〈四大奇書〉のひとつ「金瓶梅」を映画化した「金瓶梅」(1973年)が使用されてるのがいいね!

もちろん、ジャッキーは端役。

 

ちなみに、〈四大奇書〉とは、「金瓶梅」、「水滸伝」、「三国志演義」、そして「西遊記」の4冊!

 

ま、その後はね、「拳精」(1978年)、「龍拳」(1978年)、なぜか急に「炎の大捜査線」(1991年)が使われつつ、ジャッキーを語るって感じ。

 

でまぁ、サモ・ハンのインタビューがあって、その中で話題にあがる、ユン・ピョウ、レオン・カーヤンが紹介されるんだわ!

で、レオン・カーヤンのインタビューがあるんだけど……お!チャームポイントのヒゲが無いぞ(笑)!

このインタビューの特筆に値するのは、彼がジミー・ウォング大先生同様に武術の経験が無い、って話。

で、あれだけのカンフー映画に出演して来たかと思うと凄いよね。

武術の経験者なら、わかるのかもしれないが、私のように経験の無い者から見れば、全然、気にならないんだけどね。

運動神経、反射神経の良い人は、やれちゃうんだよな。

 

はい、次は、アレクサンダー・ルー!

私、あまり知らないんだけど……この方、リン・シャオロウの「新・桃太郎 3聖魔大戦」(1988年)に出てたよね?

 

さ、ここで凄い人の登場だ!

はい、私も大好き、〈筋肉の王者〉ヤン・スエ (ボロ・ヤン)!

燃えよドラゴン」のボロだね!

インタビューは無いけど、「空手ヘラクレス」(1973年)の予告編が流れるんだ!

これが最高に笑える!

凄い!!

カッコ良い!!!

もう破壊的にえげつない!

このDVD欲しいなぁ……確か、国内版は出てなかったよなぁ。。。

 

さぁ、次は蹴りの名手の登場だ!

 

まずはレオン・タン!

彼は「ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門」(1975年)の主役だったよね!

だから、〈ジャッキー・チェンの〉じゃなくて、〈レオン・タンの〉なんだよな。

インタビューありで、自身のテコンドー道場での指導している姿がイカす!

 

次に、〈空手選手権でチャック・ノリスに勝った〉と紹介されたのは、ジョン・リュウ!

レオン・タンの弟子だね。

レオン・タン曰く、もともと身体がかたかったというが……やはり、人間、過酷な修行をすれば克服出来るんだなぁ……足を地面に付けず、ずっと高〜く足を上げていられる感じだ!!!

 

次は……すごい紹介のされ方だ!

人間発電機〉こと、カサノバ・ウォン!

彼で思い出すのは、ユエン・シャオティエンも出演していた「酔鶴拳マスター」(1979年)……人によっちゃあ「女カンフー 魔柳拳」って言うよね!……何故に〈女カンフー〉なんだろ?……名付けた人、ヒロインのパメラ・ヤンを主役と間違えたか???

あと、「ドラゴン・カンフー 龍虎八拳」(1979年)や「死亡の塔」(1980年)とかかなぁ。。。

 

そして最後に、ジャッキーファンならご存知、ウォン・チェンリー!

なぜか、青森県生まれたとか!

彼の蹴りの凄さは、ジャッキーファンなら説明するまでもないよね。

ジャッキー作品以外にも、色んな作品に出演してる!

龍の忍者」(1982年)では真田広之さんと、「天使行動」(1987年)では西城秀樹さんと闘ったのが印象的だなぁ。

あ、そういやぁ、先月!

東京で催されたトークイベントの為、来日してたんだよな(笑)!

で、トビー・ラッセル監督も出演してたんだって!

 

はい、ここでガラリとかわって登場するのが、ジャン=クロード・ヴァン・ダム!

すいません……ほぼほぼ知らないんだな(苦笑)。

何も語れん。。。

 

さ、この作品もオーラスに近づいてまいりました!

紹介されるのは、ロン・ヴァン・クリフとジム・ケリー! 

黒人のカンフースターだね!

ロン・ヴァン・クリフは、ショーブラザーズと〈ブラックドラゴンシリーズ〉で契約して活躍したよね。

ジム・ケリーは、やはり「燃えよドラゴン」のウイリアムス役が有名過ぎるよな。

ジム・ケリーVSヤン・スエの映像が使用されているんだけど、「THE TATTOO CONECTION」(1978年)のシーンかな???

これ……日本では公開も発売もしていないよね?

観たいなぁ。。。

 

でね、ロン・ヴァン・クリフとジム・ケリー、若い頃は、アフロヘアーにもみあげたっぷりだったのに、年を重ねてからは、短髪にしたんだね……それぞれのインタビュー映像を観てビックリしたわ。

 

さ、いよいよ、ラストとなります。

ここでは、〈格闘技映画の歴史に残る最高シーン〉として、「必殺!ドラゴン鉄の爪」(1972年)より、ブルース・リャンと南宮勲(ジェームス・ナム)のクライマックスシーンが紹介されます。

いやはや、ブルース・リャンの蹴りもスゲェぞ!

先に、蹴りの名手として4名を紹介してたけど、ブルース・リャンを入れてもいいよね。

キレッキレの蹴り!

 

で、このブルース・リャンが主演、そして和製ドラゴン・倉田保昭さんが適役で出演した「帰って来たドラゴン」(1974年)が、現在(2024年8月23日現在)、公開中なんだよね!

 

HP : 映画『帰って来たドラゴン』公式サイト

 

 

そして、エンドクレジットなんだけど……ここで流れる楽曲は、ビリー・チョンとユエン・シャオティエンの「ドラゴンカンフー水晶拳」のOPで流れた楽曲だ!

 

この楽曲がまた良いんだよなぁ(笑)。

最後の最後まで楽しませてくれるわ!

 

でね、この「死闘伝説TURBO !! トップファイター」のDVDは、まだAmazonとかで普通に購入出来るようです。

気になった方は、是非……自己責任でお求めください。

 

 

と、いうことで、無駄にダラダラ〜と書きましたが、最後まで読んでくれた方、有り難うございます。

 

次は、盆休み中に観たジャッキーの「酔拳2」(1994年)を語ってみようかと思っております!

では、また!

 

 

Fanks!!